医療従事者向けセミナー
2026-07-30 15:38:06

ウエルテックが医療従事者向け「口腔細菌学アップデート」セミナーを開催

ウエルテックのセミナーで医療従事者が集結



ウエルテックが主催した「口腔細菌学アップデート」セミナーが7月12日、東京都大手町のプレイスホール&カンファレンスにて開催されました。このセミナーには約250名の医療従事者が参加し、口腔ケアと全身疾患の関連について学びました。

予防歯科の重要性


ウエルテックは、人生100年時代において予防歯科が全身の健康を支える重要な役割を果たすとの認識から、大阪大学歯学部との産学連携で「口腔全身連関学講座」を設立しました。この講座では、身近な口腔ケアが口腔衛生だけでなく、糖尿病や慢性腎疾患、さらには脳血管疾患などさまざまな全身疾患にも寄与することを証明するために研究が進められています。

専門家の講演


このセミナーでは、大阪大学大学院の歯学研究科長である仲野和彦教授と、聖隷浜松病院の腎センター長である三崎太郎氏が講演を行いました。仲野教授は、虫歯や歯周病の原因となる細菌のメカニズムや、これらの疾患が全身疾患に与える影響について詳しく解説しました。特に、2型糖尿病と歯周病の関係に触れ、「歯周治療が血糖コントロールに有効である」と強調しました。

また、口腔全身連関学講座の研究成果として、クロルヘキシジン配合のマウスウォッシュを6ヶ月以上使用することで、口腔内の歯周病原因菌が減少し、2型糖尿病患者の20%のHbA1c値が改善されたとの報告もありました。

悪玉虫歯菌の影響


一方で、虫歯の原因となる細菌の中には、全身疾患に悪影響を及ぼす「悪玉虫歯菌」が存在します。これらの細菌が血管を介して全身に影響を及ぼすことで、脳血管障害や感染性心内膜炎、さらにはIgA腎症等に関連が深いことも解説されました。特に、IgA腎症は自覚症状がなく、早期発見が難しい病気ですが、悪玉虫歯菌の保有率が高いことが確認されており、その存在が症状の悪化に繋がる可能性があると報告されました。

口腔ケアの可能性


三崎氏は、IgA腎症の治療法が確立されていない現状を説明し、もし口腔ケアによってこの病気が改善される可能性があるならば、多くの患者にとって希望の光となることを強調しました。さらに、虫歯が動脈硬化に影響を与えることや、口腔機能の低下が低栄養状態に繋がることなど、口腔内の健康が全身疾患にどれほど密接に関連しているかを強調しました。セミナーは、医療従事者に対し口腔ケアの重要性を再認識させる貴重な機会となりました。

これらの知見は、予防医療の進展に寄与するものとして、今後の研究および実践に活かされることが期待されています。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
ウエルテック株式会社
住所
大阪府大阪市北区豊崎3-19-3ピアスタワー24F
電話番号
06-6373-5533

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。