米良はるか氏がYGLに選出
日本初のクラウドファンディング企業、READYFOR株式会社の代表取締役社長である米良はるか氏が、世界経済フォーラムにより2025年度のヤング・グローバル・リーダーズ(YGL)に選ばれた。この選出は、米良氏が持つリーダーシップ及び国際的な影響力を証明するものだ。
ヤング・グローバル・リーダーズ(YGL)とは
ヤング・グローバル・リーダーズは、世界経済フォーラムが40歳未満の影響力あるリーダーを選出するプログラムで、公衆衛生やテクノロジー、経済発展など多様な分野において活躍する若手リーダーが選ばれる。過去には、ノーベル賞受賞者や国家元首、国際的な企業のCEOなどがこの名誉ある称号を得ており、米良氏はその仲間入りを果たした。2025年度の選出者は全世界から114名おり、日本からは米良氏を含む4名が選出されている。
世界の課題解決に向けて
米良氏は、YGLの一員として、社会課題の解決に向けた国際的な議論や連携を進めることになる。自身が運営するREADYFORは、「みんなの想いを集め、社会を良くするお金の流れを作る」という理念のもと、これまでに3万件以上のプロジェクトを支援しており、その活動は国内外で注目を集めている。
米良はるかのコメント
米良氏は、YGLに選出されたことについて、「光栄に思います。READYFORが目指すフィランソロピーの多様性を通じて、社会課題を解決するための資金の循環を促進していきたい」とコメントしており、自身の使命感を表明している。世界中のリーダーとの交流を深めることで、持続可能な社会の実現に向けたさらなる努力を促進することが期待される。
米良はるかのプロフィール
1987年10月に生まれた米良氏は、慶應義塾大学経済学部及び大学院メディアデザイン研究科を卒業した。2011年には日本初のクラウドファンディングサービスを開始し、2014年に法人化、その後CEOに就任。これまでに数々の重要な会議や議論の場においても積極的に参加し、特に「人生100年時代構想会議」や「未来投資会議」において民間議員としての知見を活かしている。
主な受賞歴
彼の功績は国際的にも高く評価されており、2016年には「日本サービス大賞」を受賞、2020年には経済産業大臣賞(女性起業家賞)を受賞しているなど、多くの受賞歴を持つ。2021年には「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2021」に選ばれるなど、女性リーダーとしての一面も持ち合わせている。これからの活動にも、ますますの注目が集まるだろう。
READYFOR株式会社とは
READYFOR株式会社は、米良氏が掲げる「みんなの想いを集め、社会を良くするお金の流れをつくる」という理念を基に、ファンドレイジングやコンサルティング、フィランソロピー事業を運営している。今後も多様なプログラムを通じて、社会の課題解決に貢献していくことが期待されている。
会社概要
- - 会社名: READYFOR株式会社
- - 代表者: 米良はるか
- - 所在地: 東京都千代田区一番町8 住友不動産一番町ビル 7階
- - 設立: 2014年7月
- - 資本金: 1億円
- - 会社ページURL: READYFOR株式会社
- - クラウドファンディングサービス READYFOR URL: READYFOR