株式会社JTB(東京都港区、代表取締役 社長執行役員:山北 栄二郎)は、アジアにおける旅行業界の発展を目指し、新たな戦略を打ち出しました。具体的には、アジアを中心としたB2B事業を展開しているEXO Travel Groupの株式を、グループ会社を通じて取得することで合意したと発表しました。
EXO Travelは1993年設立以来、30年以上にわたり信頼と実績を積み重ねてきたDMC(Destination Management Company)であり、顧客満足度の向上に努めています。特に富裕層をターゲットにした欧州や北米、豪州の市場に強いブランド力を持っています。そのため、JTBのグループに加わることにより、両者の強みを活かしたすばらしい相乗効果が期待されます。
EXO Travelが強みとするのは、デスティネーションにおける広範な国展開力と、顧客ニーズの変化に柔軟に対応できる商品開発力です。さらに、複雑な手配をスムーズに行う独自のデジタル技術も持ち合わせており、これによりパートナー企業との間でシームレスなつながりを実現しています。
JTBグループは、「世界発、世界着」という理念のもと、グローバルな展開を進めています。EXO Travelの顧客基盤とサービスの多様性を融合させることで、訪日旅行事業の強化を図りながら、アジアを一体の旅の目的地として捉える新たな体制を整えていく考えです。「マルチデスティネーションニーズ」にも対応し、幅広い体験を提供する準備を進めています。
買収後のJTBグループは、次のような事業展開を進めます。1つ目は、欧米豪発のアジア着市場において、強力な顧客基盤の確立と事業のさらなる拡大です。2つ目は、セールス&マーケティング及びオペレーション機能の統合・効率化を図り、最大限のシナジーを生み出す体制の構築です。そして最後に、両社の強みを活かし、アジア地域のNo.1 DMCの実現を目指すことです。
EXO Travelは、地域の魅力を活かしたオーダーメイド旅行の企画・運営に定評があり、環境や地域への配慮も行っています。多国籍な展開により、アジアの主要国に加え、エジプトやモロッコにも足を伸ばしており、幅広いデスティネーションを提供しています。今後のJTBグループの動向に注目が集まります。