今どきシニアの楽しみ方
2014-10-01 15:52:53
今を楽しむ今どきシニアの実態:へそくり事情と人生の楽しみ方
自分の人生を謳歌する今どきシニア
近年、シニア世代は子どもに財産を残すことよりも、自分自身の人生を楽しむことに重きを置く傾向があります。実際、ある調査によると66%のシニアが「今を楽しむためにお金を使いたい」と回答しています。この傾向は、特に年齢が上がるほど強く見られます。
堅実貯蓄は少数派?
また、シニアの多くが堅実な貯蓄よりも消費を選ぶ姿勢が見受けられます。「もしも1億円あったら?」という質問には、8割以上がそのお金を使う意向であると回答。これは自己消費や家族への支出を重視する意識の現れであり、貯蓄を意識する人は14.8%に過ぎないのです。
心は生涯現役宣言
さらに、シニアの心の若さも注目されます。調査結果では、実年齢よりも心の年齢が10歳以上若いと感じている人が52.5%に達し、体に関しても平均1.7歳若く思う人が多いことがわかりました。これは、肉体的には年齢を重視するが、精神的には若々しさを維持し続けたいという願望の表れとも言えそうです。
へそくりの実態
「へそくり」に関しても面白いデータがあります。多くの人が「へそくりは妻に多い」と想像しがちですが、実は夫の46%も「へそくり」を持っており、その平均額は68万円。これに対し、妻の「へそくり」は139万円と、やはり女性の方が多めです。しかし、夫は妻の半分近くの金額を持っているという点で意外性があります。
プレゼント代の期待と現実
長年連れ添った配偶者への記念日のプレゼントに関しては、期待と現実のギャップが明らかです。夫がプレゼントにかける平均金額は6,900円、妻は5,600円。しかし、妻が夫に期待するプレゼントの金額は56,200円、夫は妻に23,500円期待しているため、現実は期待の1/8です。これは、双方にとってより一層のコミュニケーションが必要であることを示唆しています。
内緒の買い物事情
配偶者に内緒でのお買い物も盛り上がります。夫婦ともに約52%が経験しており、男性の最高額は47万円、女性は35万円。驚くことに、約1割の人が100万円以上の買い物をした実績があるとのこと。内緒のお買い物は、趣味や美容に費やされる傾向があり、それぞれの個性が反映されているといえます。
まとめ
この調査から見えるのは、シニア世代が自己実現を重視し、経済的な自由を感じながら生きている姿です。贅沢回避の一方で、人生を豊かにする消费にシフトしていることが特徴であり、世代を超えて心の若さを保ちながら新たな生活を楽しむシニアたちの姿が印象的です。彼らが自分らしい暮らしを追求する様子は、他の世代にも良い刺激を与えることでしょう。
会社情報
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株式会社あおぞら銀行
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