カミロ・ビジェガス選手の復活を支えたL.A.B. GOLFの中尺パター
2023年11月、コロンビアのカミロ・ビジェガス選手が、PGAツアー5勝目を果たし、注目を集めました。この優勝の背後には、彼が愛用するL.A.B. GOLFの新しい中尺パターの存在があります。
中尺パターの開発背景
ビジェガス選手は2022年8月頃、L.A.B. GOLFにコンタクトを取り、自身の要望を元に新モデルの開発を依頼しました。彼は友人であるスコット選手の長尺パターを見て興味を惹かれ、38インチ前後のパターを探し始めました。彼の構え方では両手を少し離して使うスタイルが合っており、これにフィットするモデルが求められました。
L.A.B. GOLFのスタッフと意見を交わした結果、最終的にはシャフトの長さが37.5インチ、ヘッドが「MEZZ.1 MAX」、ライ角が74度、グリップが「SuperStroke 3.0」の17インチという仕様で決まりました。
ビジェガス選手の活躍と中尺パターの効果
ビジェガス選手は2023年のシーズン中は、PGAツアーの下部プロとなるコンフェリーツアーが主戦場でしたが、秋にはPGAツアーに出場する機会が訪れました。11月2日から5日の「ワールドワイドテクノロジー選手権」では、通算25アンダーで2位タイに入り、続く「バターフィールドバミューダ選手権」では通算24アンダーの好スコアを記録し、約9年ぶりの優勝を果たしました。
L.A.B. GOLFのパターの特長
L.A.B. GOLFのパターは、ヘッドが回転しないトルクフリーパターとして知られています。この特性は、パッティング技術の高い選手にとって大きなアドバンテージとなります。特に経験豊富な選手にとって、パターヘッドが回転せずフェースが常にスクエアに保たれるこの機能は、さらなる精度を提供します。ビジェガス選手や他のベテラン選手たちがL.A.B. GOLFを選ぶ理由は、まさにこの特徴にあるのです。
日本市場での展開
日本でも感度の高いゴルファーたちがL.A.B. GOLFのパターを試し始めており、同社は商品のラインナップを拡充しています。アメリカでは受注生産が主流ですが、日本では即納モデルやカスタムオーダーが可能で、納期の短縮も図られています。
即納モデル
- - 商品名: 中尺 MEZZ.1 MAX (メッツ.1・マックス) カウンターバランスパター
- - 利き手: 右利き
- - ヘッド色: 黒
- - シャフト: ACCRA×L.A.B.-White Long
- - 長さ: 37.5インチ
- - ライ角: 74度
- - グリップ: SuperStroke 3.0(17インチ)
- - ヘッド重さ: 500g(標準)
- - 価格: 143,000円(税込)
カスタムオーダーモデル
- - 商品名: 中尺 MEZZ.1 MAX (メッツ.1・マックス) カウンターバランスパター
- - 利き手: 左右選べる
- - ヘッド色: 黒(標準)、青、橙、銀、赤、茶、桃
- - シャフト: ACCRA×L.A.B. Long Black/White、TPT、LA Golf
- - 長さ: 36.0~40.0インチ
- - ライ角: 68/70/72/74
- - グリップ: SuperStroke 3.0(17インチ)
- - ヘッド重さ: 標準500g、515g(重め)、485g(軽め)
- - 価格: 143,000円(税込)
- - 納期: 4~6週間
このように、L.A.B. GOLFは進化を続け、選手たちのパフォーマンス向上に貢献しています。ビジェガス選手の復活は、今後のゴルフ界において重要なニュースとなるでしょう。