ロッテ、千葉県の歯と口腔の健康促進に向けた協定を締結

ロッテ、千葉県の歯と口腔の健康づくりを支援する連携協定を締結

株式会社ロッテが、千葉県の健康促進に向けて重要な一歩を踏み出しました。2025年6月23日、千葉県歯科医師会、全国健康保険協会千葉支部と共同で「千葉県民の歯・口腔の健康づくり推進に関する連携協定」を締結。この協定は、県民の歯と口腔の健康向上を図り、健全な生活の実現を目指しています。

連携協定の背景

今回の協定は、全国健康保険協会千葉支部の健康診断の結果を踏まえて誕生しました。調査によると、多くの県民が噛む力に不安を抱えていることが明らかになりました。こうした現状を受けて、三者は協力し、県民の口腔健康を守るために具体的な取り組みを実施していくことに合意しました。

これからの取り組み

協定の中で特に注目されるのが、噛む力の低下がもたらす健康への影響です。県民の噛む力を向上させるため、健診で「噛みにくい」と回答された方を対象にしたアンケートを実施する予定です。これにより、その原因を掘り下げ、データをもとに科学的なアプローチを行いたいと考えています。さらに、ロッテの「咀嚼チェックガム」を活用し、噛むことの重要性を伝え、実践に結びつけていく方針です。

サステナビリティへの貢献

ロッテの執行役員である髙崎誠司氏は、この協定締結に関連し、企業のサステナビリティ目標を強調しました。「ロッテミライチャレンジ 2048」では、噛むことによる健康促進を掲げており、口腔の健康に関する啓発活動にしっかり取り組む姿勢が求められています。特に、幼いころからの虫歯予防や、オーラルフレイルに関する対策を重視し、全年齢を対象にした健康促進活動を展開する意思を表明しました。

オーラルフレイルについて

最近注目を集めている「オーラルフレイル」。これは口腔機能がわずかに衰えることを指します。適切なケアを怠ると、栄養バランスが崩れ、全体的な健康にも悪影響を及ぼします。特に高齢者においては、そのリスクが高まることから、予防といった観点での重要性が増しています。

今後、ロッテはカミカミ活動を通じて、千葉県全体に広がる健康づくりの波を引き起こすために尽力していくことが期待されています。噛むことがもたらす健康効果は、多くの人々の生活をより豊かにする重要な要素であるため、この取り組みは地域にとって非常に価値のあるものとなるでしょう。

これからの活動にぜひ注目してみてください。千葉県の皆さんの歯と口腔の健康を支えるため、ロッテの積極的な関与が期待されます。