JCB、Tealium導入で変革
2018-05-22 17:59:16

JCB、特許技術Tealium導入でマーケティングを革新しリアルタイムでの顧客対応を実現

JCBの新たな挑戦、Tealium導入によるマーケティング革新



2014年からマーケティングオートメーションに力を入れてきたJCBは、最新の技術Tealiumを導入し、リアルタイムマーケティングの実現を目指しました。この新しいシステムにより、会員専用のWebプラットフォーム「MyJCB」上で、顧客の行動をリアルタイムに把握し、ニーズに即応するコンテンツの出し分けが可能になります。

Tealiumの役割



Tealiumは世界中の750社以上で導入実績があるリアルタイム顧客データ統合ソリューション「Tealium Universal Data Hub(Tealium UDH)」を提供しています。このソリューションは、さまざまなチャネルやタッチポイントから集まる顧客データを一元管理し、マーケティング部門が常に最新の情報を利用できるように設計されています。個人情報の保護が求められる中、Tealium UDHは機密性の高いデータを安全に取り扱うことも特徴です。

Tealium UDHは以下の三つの主な機能で構成されています:
1. Tealium IQ™: タグ管理と顧客データのリアルタイム収集を行う。
2. Tealium AudienceStream™: 収集したデータを各マーケティングチャネルに連携。
3. Tealium DataAccess: 統合データベースとして蓄積された顧客データをマーケティング活動に活用。

特にAudienceStreamには「バッジ機能」があり、顧客に動的にバッジを付与することで、ターゲット顧客の管理を簡素化できます。これにより、より個別化されたリアルタイムでの顧客対応が可能となります。

JCBのメリット



JCBカード事業統括部門の杉原志信部長は、Tealium導入により「コンテンツのリアルタイムな出し分けが可能になり、コンバージョン率が改善されました」と語っています。Tealiumの最大の利点は、顧客一人一人の行動や属性を詳細に把握できる点であり、これが個別の最適化されたコミュニケーションやアクションを可能にしています。たとえば、顧客がJCB一般カードまたは提携カードでMyJCBにアクセスしているかを識別できるため、よりターゲットを絞ったアプローチが実現します。

さまざまな業界での活用



Tealium UDHは金融機関だけでなく、小売、製造、メディア、旅行など多彩な業界で活用されており、顧客データの一元化により、業務の効率化とマーケティング効果の向上が期待されています。これにより、各業界がデジタルマーケティングで競争力を強化していくことが可能となるでしょう。

Tealium Japanについて



Tealium Japanは、エンタープライズデジタルソリューションのリーダー企業であり、日本市場においてもリアルタイムデータ統合ソリューションを提供しています。データの迅速で安全な集約と活用を支援することを通じて、企業のプレゼンスを高める役割も担っています。

まとめ



JCBがTealiumを採用したことは、リアルタイムマーケティングの新しい時代を切り開く重要な一歩です。顧客のニーズに迅速に応えることができる仕組みを確立することで、未来のビジネスチャンスを広げることが期待されます。

会社情報

会社名
Tealium Japan 株式会社
住所
東京都港区六本木7-7-7Tri-Seven Roppongi, 8F
電話番号
03-6629-3210

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