気になる制御盤のデジタル化イベント『制御盤DXメッセ』
新型コロナウイルス感染症の影響で、企業が集まり情報を交換できる機会が減少している中、EPLANとリタールは、「制御盤DXメッセ」と題したオンラインセミナーを共同で開催することになりました。このイベントは、電気設計や制御盤の製造に関わる設計者や技術者にとって、デジタル化や最新技術について深く理解する貴重な機会です。
イベントの背景
コロナ禍において、様々な展示会やセミナーの開催が難しくなり、多くの設計者たちは情報収集に苦労しています。そこで、EPLANとリタールは、最新の技術情報を共有し、制御盤設計や製造におけるデジタル化の重要性を伝えることを目的に、このセミナーを企画しました。日本の製造業の現状を踏まえ、制御盤の設計・製造に関するデジタル変革がどのように進められているのかを探ります。
セミナー詳細
『制御盤DXメッセ』は、2021年5月26日(水)から27日(木)の2日間にわたり、オンラインで開催されます。9社の講演者が参加予定で、リタールとEPLANのほか、様々な業界からの専門家が一堂に会します。セミナーは事前登録制で参加は無料ですが、事前に登録が必要です。
プレセミナーも実施
本セミナーの開催に先立ち、4月21日(水)にはプレセミナーも行われます。講演者には、EPLAN Software & Servicesの井形社長と、オートメーション新聞の剱持編集長が登場。制御盤設計・製造のDXについて、日本の現状や今後の展望についてのプレゼンテーションも予定されています。
このプレセミナーは11:00から30分間、オンラインで配信され、こちらも事前登録が必要です。デジタル化の重要性を理解し、何から手をつけるべきかのヒントを得られる絶好の機会になるでしょう。
制御盤DXの教科書
このイベントに先立ち、参加者向けに「制御盤DXの教科書」も用意されます。制御盤を設計・製造している人々やその業界に特化した資料で、将来のデジタル化とそれに必要な要素を解説します。この資料は、イベントウェブサイトからダウンロード可能で、参加登録した方には特典としてPDF版が配布されます。
企業紹介
EPLANとリタールは、いずれもドイツに本社を持つFriedhelm Loh Groupのグループ企業です。リタールは、制御盤等の産業用エンクロージャーの大手メーカーであり、自動加工機の提供を通じて制御盤の製造工程の自動化を進めています。一方、EPLANは効率的なエンジニアリングを理念に掲げ、設計から製造までをつなぐソフトウェアとサービスを提供しています。どちらの企業も、デジタル化を進めることで製造業界を支える重要な役割を担っているのです。
まとめ
『制御盤DXメッセ』は、電気設計や制御盤の製造に関わる方々にとって、今後の展望や技術革新を学ぶ大変貴重な機会となります。新型コロナウイルスの影響で直接会う機会は減っていますが、オンラインならではの利便性を生かして、多くの方に参加していただきたいイベントです。また、当日は最新情報が提供されるほか、質疑応答の時間も設けられるので、ぜひ専門家からのアドバイスを受けるチャンスを逃さないようにしましょう。
詳しい情報は、
制御盤DXメッセウェブサイトをご覧ください。