新たな仕事観を持つ起業家、鎌田和樹氏
UUUM株式会社の創業者、鎌田和樹氏が初めて自身の経験と仕事論を紐解いた新著『名前のない仕事』が発表されます。今回の書籍では、彼がいかにしてYouTuberやインフルエンサーという職業を切り開いてきたのか、そのドラマティックな20年の歩みを披露しています。
地域からの影響と人との出会い
鎌田氏は、2003年に光通信に入社し、急速に成長してゆく会社で多くの経験を積みました。総務を経た後、店舗開発や運営に携わり、その実績から最年少役員となり、さらに自身の企業を持つことへの情熱を持つようになります。そんな中、HIKAKIN氏との出会いが彼の人生を大きく変える要因となったのです。この出会いをきっかけに、2013年に29歳でUUUMを設立。彼はYouTuberという新しい職業を国民的な存在にまで引き上げる役割を果たしました。
仕事の定義が変わる
『名前のない仕事』という彼の提唱する新しい考え方は、私たちが日常的に理解している「名前のある仕事」の枠を超えています。彼は、マニュアルや業務内容には明記されていないけれど、誰かが必ず取り組まなければならない仕事、すなわち「名前のない仕事」にこそ、成長や可能性が潜んでいると語ります。このような仕事は、上司やクライアントから指示されることなく、自らがプラスアルファの工夫をすることが重視されます。
誰もが挑める新しい仕事の時代
最近では、YouTuberという職業は小学生のなりたい職業のトップを続けるほどの人気を誇ります。これを実現した鎌田氏は、仕事に対する考え方を大きく変えるきっかけを作っています。「本当に仕事ができる人間」とは何かを示す彼の体験に触れることで、多くの若手ビジネスパーソンが新しいビジョンを持つことができるでしょう。
道を切り開く力
書籍内では、彼のキャリアの中で体験したできごとや、人々との関わりから得た教訓が綴られています。さまざまな仕事を通じて、成長し続けるためのヒントが詰まっています。特に、ルーティンワークや安定した職業にとらわれないことの大切さ、そして新しいアイデアや姿勢がどのように仕事を進化させていくのかを探求しています。
鎌田和樹氏のこれから
2023年にUUUMを卒業した彼は、新しいステージへと踏み出します。今後も彼の考えやビジョンは多くの人に影響を与えることでしょう。著書は若手ビジネスパーソン必携の書としても評価されており、特にクリエイティブな職業を目指す人々には非常に刺激的な内容になっています。
書籍『名前のない仕事』は、ダイヤモンド社から2024年8月28日に発売予定。鎌田氏の人生の軌跡を知り、彼の新たな仕事観に触れる貴重な機会です。あなたも彼の物語を通じて、新しい時代の働き方について考えてみてはいかがでしょうか。