近大附属広島中学の音楽体験
2025-12-03 14:59:26

プロの歌手による特別な音楽体験!近大附属広島中学の挑戦

芸術の扉を開く音楽体験



近畿大学附属広島中学校東広島校では、2025年12月9日から11日の間、文化庁の「学校における文化芸術鑑賞・体験推進事業」を活用して、プロの歌手やピアニストによる特別な音楽授業を行う。これは、生徒たちが直接プロの技術を学び、音楽の魅力に触れる素晴らしい機会である。

このプログラムは、コロナ禍が続いたために合唱練習のチャンスが減少した生徒たちが、音楽に対する興味を新たに持つことを目的としている。参加するのは、同校の1年生から3年生までの合計396人。プロの指導によって彼らは、音楽の基礎から歌唱技術までさまざまなスキルを学ぶ予定だ。

プロの音楽家による指導



プロのバリトン歌手、安田旺司氏、テノール歌手の中東駿氏、そしてピアニストの占部久美子氏が講師として参加。それぞれの専門性を活かした指導が行われる。この3日間、彼らが生徒一人一人に目を向け、丁寧に指導することで、音楽の楽しさを直接体感できる貴重な体験が提供される。

特に初日は、4階体育館でコンサートを開催し、有名なモーツアルトの「パパパの二重唱」や校歌など多彩な楽曲が披露される。この演奏会を通じて、生徒は音楽の深さや感動を味わうことができ、さらなるモチベーションを引き出すきっかけとなることだろう。

期待される成果



歌唱指導は、各クラスごとに分かれて行われ、50分間にわたるレッスンで声の出し方や合唱曲の歌唱法について学ぶ。この取り組みがもたらす効果は計り知れない。生徒たちは、仲間と一緒に合唱練習を行うことで、協調性やコミュニケーション能力を育むことができる。

音楽はただの技術だけでなく、自己表現や創造力を刺激する力も持っている。この貴重な体験が、彼らの人生に豊かな色を加え、さらなる成長の一助となるだろう。

講師のプロフィール



安田旺司氏は、京都で生まれ育ち、イタリアに渡り学びを深めた実力派。中東駿氏も、幅広いレパートリーで知られるテノール歌手で、優れた技術と表現力を持つ。占部久美子氏は、数々のコンクールで受賞歴のあるピアニストとして、演奏活動を通じて多くの生徒を指導している。

このプログラムは、生徒たちの未来に大きな影響を与えるかもしれない。音楽を通じて彼らの世界観が広がり、豊かな経験をもたらすことを期待したい。

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