CityCampが新たな資金調達を発表
東京都渋谷区に本社を置くCityCamp株式会社が、プレシリーズAラウンドにてTheta Times1号投資事業有限責任組合をリード投資家として資金調達を実施しました。この資金調達は、今後の新商品開発やマーケティング活動に活用される予定です。
目指すのは1兆円企業
CityCampは、クラフトノンアルコール飲料『OFF COLA』や『OFF LEMON』を展開しており、今後日本発のドリンクメーカーとして1兆円企業を目指します。代表取締役の松池恭佑氏は、海外経験を通じて日本の強みを活かし、ノンアルコールのフィールドで新しい挑戦を行うことを強調しています。彼が語るように、水の美しさや食文化、ホスピタリティは、日本が世界で競争力を持つための大きな要素です。
投資家からの支持
今回のラウンドには、新規投資家のBASE FOOD inc CMO、齋藤竜太氏などが新たに参加し、CityCampの挑戦に対する期待が高まっています。Theta Times Venturesの北尾崇氏は、今後の市場変化に注目し、ウェルビーイングを意識した新たな飲料需要の可能性を指摘しました。彼は、単なるD2Cブランドに留まらず、リアルな店舗とデジタルなクリエイティブの両方で魅力的なブランドを育成する力をCityCampに期待しています。
クラフトノンアルコール市場
CityCampの展開する『OFF COLA』は、著名パティシエの監修のもとで生まれたクラフトコーラです。健康志向の人々に向けて、ノンカフェインの製品を提供し、2022年にはYouTuberとのコラボ商品も発売しました。2024年には新たにナイトケアドリンクとしての缶タイプ商品も登場予定です。さらには、健康と美味しさを追求した唯一無二のレモネード『OFF LEMON』も展開される予定です。
CityCampのビジョン
CityCampは、都市とキャンプの文化を融合させたコミュニティBARを運営しており、ファッションやアートなど様々なジャンルのクリエイターとのコラボレーションも行っています。目指すのは、心身をオフにする新たなライフスタイルブランドの確立です。
採用活動も強化中
現在、CityCampではチームの拡大に向けて採用を行っています。「なんもしない採用」を掲げ、選考を通じてメンバーを募集する新しいスタイルを導入しています。このように、CityCampは飲料業界だけでなく、自社のカルチャーやビジョンの発信力をも強化し、総合的な成長を目指しています。
まとめ
CityCampの今回の資金調達は、ノンアルコール飲料市場に一石を投じるものとなります。松池氏の語るように、日本の製品がグローバルなブランドとして成長することを期待しつつ、今後の展開から目が離せません。