バイスタンダーvoicesが始動
2025-11-04 11:08:59

新番組『バイスタンダーvoices』が臨場感あふれる救命現場の実情を伝える!

新番組『バイスタンダーvoices』がスタート



2025年11月9日、119の日に新番組『バイスタンダーvoices』が配信されることが決定しました。この番組は、救命現場に居合わせた市民、通称バイスタンダーの心の声を届ける新しい試みです。これまであまり知られていなかったバイスタンダーの経験やその後の悩みを、多くの人に理解してもらうための重要なメディアとなることを目指しています。

救命現場のリアルな声



救命活動に関わった市民の中には、勇敢に行動したものの、心の中で自責の念を抱える人も少なくありません。救命現場に遭遇したことによる不安や悩みは、なかなか口に出しづらく、孤立してしまうことが多いのが実情です。この番組では、同じ経験をした他の人の声を聞くことで、孤立を感じるバイスタンダーたちに寄り添うことができます。

立ち上がった背景



NPO法人AQUAkids safety projectの救命事業部は、バイスタンダーに向けたサポートを強化するため、バイスタンダーサポートサイトを2024年に設立する計画を進めています。このサイトでは、オンライン窓口での相談を受け付け、同じ体験を持つ人たちとつながる機会を提供する予定です。また、バイスタンダーの心情を周囲に理解してもらうための取り組みも進んでいます。

バイスタンダーの方々からは「彼らの経験を聞くことができて、自分だけではないと感じられた」という声が多く寄せられています。そうした声がさらにメディアの力を借りて広がることで、他の当事者たちにも安心感を与えることができるでしょう。

番組の目的と意義



『バイスタンダーvoices』は以下の目的を持っています。
1. バイスタンダーたちに他の経験者の言葉を通じて孤立感を和らげる。
2. バイスタンダーの家族や周囲の人々に、彼らの心情を理解し寄り添うためのきっかけを提供する。
3. 救命に関わる専門家や関係者に、バイスタンダーが抱える心的負担を理解してもらい、支援の必要性を知ってもらう。

この番組がもたらす影響は、単に声を届けるだけでなく、社会全体で救命活動を支える文化を形成することに繋がると期待されています。

体験者の声



番組の中で紹介される経験者からは、以下のような感想が寄せられています。「救命現場に遭遇した後の不安な気持ちを理解してもらえることで心が軽くなります。誰かに話をするのは大切なことだと思います」と語るながのさん。「自分を責めずに、どんな結果であれお疲れ様と言ってあげてほしい」と話すさとうさん(仮名)の意見も印象的です。

放送概要と今後の展望



『バイスタンダーvoices』は、stand.fmで配信されます。240文字に収まるURL(https://stand.fm/channels/646607650b5e6b2d8741fb51)を通じて聴取できます。この新番組は毎回、バイスタンダーの心の声を取り上げ、聴くことで心を軽くし、支え合いの文化を育む一助となることを目指しています。

バイスタンダーの心的負担を軽減することで、もっと多くの人が救命に立ち上がる勇気を持てる社会を築いていく情熱が感じられます。今後、この番組がどのように広がり、どのような変化をもたらすのか、目が離せません。


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会社情報

会社名
NPO法人AQUAkids safety project
住所
大阪府大阪市中央区南本町2-1-1TDフロア1階
電話番号

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