『プライマ・フェイシィ』
2024-10-02 23:40:10

世界中で魅了された『プライマ・フェイシィ』の魅力とトークイベントのレポート

魅力あふれる『プライマ・フェイシィ』、初の公開イベントを振り返る



全世界で50万人以上に観られているNTLive『プライマ・フェイシィ』が、日本でも待望の劇場公開を果たしました。作品に対する熱い期待と共に、9月27日にはTOHOシネマズ 日本橋にて初日の記念イベントが開催され、観客との特別なひとときが演出されました。このトークイベントには、性暴力や性犯罪に関する取材を行っているライターの小川たまかさんと、その字幕翻訳を手掛けた柏木しょうこさんが参加し、作品のメッセージや制作背景について深く掘り下げました。

トークイベントの内容


アフタートークでは、小川さんが自身の裁判傍聴の経験をもとに、本作に描かれた主人公テッサの置かれた状況や、実際の社会事件との関連を語りました。彼女の言葉の中には、涙を誘うような現実の厳しさがにじみ出ており、観客はその思いに静かに耳を傾けていました。いかにして多くの性犯罪が密室で行われるか、そしてそれをいかに立証するのが難しいか、その背後に潜む課題について、観客と共に考える機会となりました。

柏木さんは、イギリスの法制度と日本の違いに触れながら、法的な視点から作品を解説。主人公が直面する苦悩や法的なハードルの詳細に、観客は熱心に頷き、理解を深めていた様子が伺えます。

『プライマ・フェイシィ』の魅力


『プライマ・フェイシィ』は、英国のナショナル・シアターが誇る舞台作品で、圧巻のひとり舞台であり、主演はジョディ・カマーが務めます。物語は、ある優秀な弁護士であるテッサが、性的暴力の被害者となり、法制度に立ち向かう姿を描いています。作品は、ただのエンターテイメントではなく、観客に深い思索を促す内容です。日本の社会においても訴えかける重要なテーマであり、観る者すべてに共感を呼び起こす要素を備えています。

テッサが自身の経験と戦い、決して諦めない姿は、観客一人ひとりの心に強く響き、現代社会における性暴力の問題について考える契機を与えてくれます。上野千鶴子さんや松尾亜紀子さん、太田啓子さんといった著名人がコメントしている通り、観る者には深い感動をもたらす、リアルかつ重厚な内容です。

公開情報


現在、TOHOシネマズ日本橋と大阪ステーションシティシネマで上映中の『プライマ・フェイシィ』は、観ることで多くのことを感じ、考えることができる作品です。明日10月3日までの上映をお見逃しなく。チケットは一般3000円、学生2500円(学生証要提示)、障害者2500円です。

日本公式HPでは、これからの上映作品『ワーニャ』などの情報も随時更新されています。ぜひ公式サイトをチェックし、観劇の感動を共有してください。

おわりに


この舞台作品が持つメッセージは、映画館での鑑賞を通じて、社会問題に目を向ける重要性を教えてくれます。NTLiveの新たな試みとして、舞台の熱意をそのままに提供するこの企画は、今後も注目されることでしょう。


画像1

画像2

会社情報

会社名
カルチャヴィル合同会社
住所
東京都渋谷区恵比寿西1-32-12-4F
電話番号
080-6716-3153

関連リンク

サードペディア百科事典: 映画 NTLive プライマ・フェイシィ

Wiki3: 映画 NTLive プライマ・フェイシィ

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。