J:COMの新ネットワーク
2021-02-22 09:02:05
J:COMが10Gbpsブロードバンド提供に向けCommScopeを採用!関西に進撃する新ネットワーク
J:COMが新たな10Gbpsブロードバンドサービスを関西で展開
株式会社ジュピターテレコム(J:COM)は、関西地区向けに10Gbpsのブロードバンドサービスを提供するために、CommScopeの最新技術を導入しました。この画期的な取り組みにより、J:COMはより高速で信頼性の高いインターネット接続を顧客に提供することが可能になります。
新たな技術の導入
J:COMはCommScopeのXE4202 10G-EPONリモートOLTを採用することを発表しました。これにより関西エリアの一般消費者と法人向けに、高速10Gbpsのブロードバンドが提供されることになります。世界初となるこのリモートOLT技術を利用した10G EPONの商用展開は、これまでのネットワークの在り方を変える可能性があります。
既存技術との統合
新しいシステムは、J:COMの既存のハイブリッドファイバーコアキシャル(HFC)ネットワークと、CommScopeのCH3000ヘッドエンド光プラットフォーム、NC4000オプティカルノードと強力に連携します。これらを組み合わせることで、画期的な10Gbps対称速度を実現し、顧客のニーズに応えたサービスを提供します。特に、データ分析や動画ストリーミングの需要が高まる中、この高速通信は家庭でもビジネスでも大きな助けとなるでしょう。
幅広い可能性を秘めたアップグレード
また、この新しいネットワークは、ファイバーディープアップグレードをサポートすることで、J:COMにとっての設備投資および運用コストの削減が期待されます。リモートOLTの管理システムは集中管理が可能で、データセンターに配置することで運用効率も向上します。
パートナーシップの強化
CommScopeのCTOであるMorgan Kurk氏は、J:COMとの強力なパートナーシップを強調し、「この展開により、より多くのネットワーク容量と信頼性をエンドユーザーに提供できるようになる」と述べました。この提携は、両社が日本市場に注力し、最先端のブロードバンドサービスを提供する姿勢を示しています。
J:COMの常務執行役員である斎藤重成氏も、「関西エリアでの高速・大容量通信のニーズに応えるために、CommScopeを信頼できるパートナーとして選びました。今後もお客様に必要不可欠な存在であり続けるために、サービスの質を向上させる努力を続けます」と意気込みを語っています。
J:COMとは
J:COMは1995年に設立され、国内最大手のケーブルテレビ事業者です。約557万世帯にケーブルテレビ、高速インターネット接続、電話サービスなどを提供しています。特に、IoT化が進む現在、顧客の多様なニーズに応えるために新しい技術の導入が不可欠です。
CommScopeとは
CommScopeは、最先端の有線および無線ネットワークを構築する技術企業で、グローバルに提供されるネットワークソリューションにおいて、イノベーションのリーダーシップを誇っています。
この新しい10Gbpsサービスが関西地区でどのように展開されるのか、大いに注目が集まっています。
会社情報
- 会社名
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コムスコープ・ジャパン株式会社
- 住所
- 東京都港区港南2丁目16番1号イーストワンタワー21階
- 電話番号
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