GMOサイバーセキュリティが新たに提供するWAFエイド
GMOインターネットグループの一員、GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社は、2025年1月7日に新サービス「GMOサイバーセキュリティ WAFエイド」の提供を開始することを発表しました。このサービスは、Webアプリケーションに対する脅威から企業を守るために設計された、24時間体制の自動運用を実現するものです。
WAFの必要性とその課題
近年、オンラインビジネスが急速に広がる中、ウェブサイトに対するサイバー攻撃のリスクはますます増加しています。特に、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)は、こうした攻撃を防ぐための有効な手段として注目されています。しかし、WAFの運用には専門的な知識が必要であり、多くの企業や組織が十分な対策を講じられていないのが現実です。このような課題に対処するために、「WAFエイド」が登場しました。
「GMOサイバーセキュリティ WAFエイド」の特徴
1. 自動運用による負担軽減
「WAFエイド」では、お客様のWebサイトのアクセスログを独自のエンジンで分析し、セキュリティアナリストが新たに発見された攻撃や脆弱性を検知し、適切な防御ルールを自動で作成します。これにより、ユーザーは手間をかけることなく、常に最適なWAFの運用が可能となります。
2. 強力な防御設定
GMOサイバーセキュリティの独自の検知ルールを追加することで、製品の検知力を倍増させることができます。この新たなルールは、最新の攻撃手法や脆弱性を考慮して設定されており、より強力な防御を実現します。
3. 24時間365日の監視
サービスは、サイバー攻撃を常に監視し、MITRE ATT&CK®フレームワークを利用して危険な攻撃パターンを検知。攻撃が確認された場合は、自動で攻撃元IPを遮断することで、被害を最小限に抑えます。
4. Bot対策も強化
サイバー攻撃の観測情報やブラックリストをもとに、不審な挙動を検知した場合には、即座に遮断します。これにより、Webサービスの不具合やサーバーの負荷を防ぐことができます。
料金プランとキャンペーン
「GMOサイバーセキュリティ WAFエイド」は、月額89,000円で利用可能ですが、初年度の導入に限り、特別価格62,300円で提供されるキャンペーンが用意されています。このキャンペーンは2025年3月31日まで実施予定で、興味がある方は早めの検討が推奨されます。
さらなる発展を目指すGMOサイバーセキュリティ
同社は、「世界一のホワイトハッカーの技術力を身近に」という理念のもと、業界のニーズに応える形で新しいサービスを開発しています。今後も対応製品の拡大を目指し、AI技術を活用したさらなるセキュリティ強化を図るとしています。
「GMOサイバーセキュリティ WAFエイド」は、企業が手軽にサイバーセキュリティに取り組める一歩を提供する画期的なサービスです。今後の展開が楽しみです。