フィリップ・ワイズベッカー展「View points」開催のお知らせ
東京都港区に位置する「GALLERY CLASKA」で、2025年10月31日から11月23日まで、フランス人アーティストフィリップ・ワイズベッカーの展覧会「View points」が行われます。本展覧会では、彼の独自の視点から捉えた「もの」の本質を探求した、最新作を中心に60点以上の作品が並ぶ予定です。
ワイズベッカーは、長年にわたり様々な視点から対象を捉え、その存在を表現してきました。今回の展覧会でも、彼の旅の続きとして新たな表現が楽しめます。また、2014年から2024年にかけて食材としてきたオブジェの日記を合本した『DIARY』の発売も予定されています。この本は、彼の創作活動をより深く理解する手助けとなるでしょう。
展示作品の一部
本展覧会で展示される作品の例には以下のようなものがあります:
- - 《CLAIR OBSCURE-Ⅰ(original)》
- - 《VESSEL》
- - 《ESORT SHIP》
- - 《DEUX CORPS DE BATIMENTS-B》
これらの作品は、その緻密さと独創性において、訪れる人々を惹きつけることでしょう。
ワイズベッカーとの出会い
展覧会初日の10月31日(金)には、フィリップ・ワイズベッカー氏自身が会場に在廊し、14時から16時にかけてサイン会も行われます。予約は不要で、全ての来場者が参加可能です。83歳を迎えた現在でも、彼は精力的に制作に取り組んでいます。その作品は、繊細ながら力強く心を動かされるものばかりです。
フィリップ・ワイズベッカーのプロフィール
1942年生まれのフィリップ・ワイズベッカーは、1966年にフランス国立高等装飾美術学校を卒業後、ニューヨークに移住し、広告やエディトリアルのイラストレーションを数多く手がけてきました。2006年にフランスに帰国後、アートワークを本格的に制作し始め、現在はパリを拠点に活動しています。彼の作品は、欧米や日本で広く発表されており、数多くの国際的な賞を受賞しています。特に、2020年東京オリンピックの公式ポスターが話題となりました。
開催概要
- - 会期:2025年10月31日(金)~11月23日(日)
- - 営業時間:水曜日から日曜日の12:00~17:00
- - 定休日:月曜日・火曜日
- - 作家在廊日:10月31日(金)、サイン会14:00~16:00(予約不要)
- - 会場:GALLERY CLASKA
- - 住所:東京都港区南青山2-24-15 青山タワービル9F
- - お問い合わせ:Tel:03-3719-8124
展覧会の詳細については、GALLERY CLASKAのInstagramを通じて随時更新される予定です。特に来場を考えている方は、混雑具合により入場制限がかかることもあるため、オープン時間に合わせて訪れることをお勧めいたします。フィリップ・ワイズベッカーの目を通して表現されたアートの世界を、ぜひ直接体験してください。