十文字学園女子大学サッカー部が関東リーグ1部に昇格！新たな挑戦の始まり

十文字学園女子大学サッカー部が関東大学女子サッカーリーグ1部昇格！

2023年12月5日、埼玉県新座市に位置する十文字学園女子大学サッカー部が、SFAフットボールセンターで行われた「関東大学女子サッカーリーグ1部、2部入れ替え戦」において、慶應義塾大学を1-0で下し、1部昇格を果たしました。得点を挙げたのは石谷唯華選手で、これによりチームの新たな章が幕を開けることとなりました。この快挙を成し遂げた選手たちには、これまで支えてくれた皆様への感謝の気持ちが込められています。

新たな挑戦の舞台へ

来年度、十文字学園女子大学サッカー部は、より高いレベルである関東女子サッカーリーグ1部に挑むことになります。チームは、今後の目標を「日本一のチーム」に設定し、さらなる高みを目指す意志を固めています。監督や選手たちが抱く期待と願いは、より多くのサポートを受けながら実現へと向かっています。

監督と選手の道のり

八鍬晶子監督は、就任から4年目での1部昇格を心から喜び、当初の苦境を振り返りました。監督就任当初は、チームが2部9位で降格の危機に瀕していたこともあり、選手たちと共に目標を掲げて努力を重ねてきたことを口にしました。「1部昇格」という目標を持つことで、選手たちと同じ志を持ち、未来への道筋を示してきたことが、今回の成功に繋がったと言います。

主将の嶋中美帆選手も、この過程で多くの試練を経験しながらもチームが成長したと感じており、自身の成長にも目を向けています。彼女は、コロナ禍という厳しい環境下での苦労を乗り越え、周囲との協力の重要性を再認識したと語っています。彼女自身の成長は、チーム全体の成長に繋がるものであることを実感しているようです。

志村二三夫学長は、学業とスポーツの両立を果たした選手たちを称賛し、その精神力や協力の大切さを強調しました。感染対策を行いながらの厳しい環境でのトレーニングと学びを両立させた努力が、今回の結果に結びついたことを喜んでいます。

今後の展望

十文字学園女子大学サッカー部は、1993年に同好会としてのスタートを切り、1996年に正式なサッカー部に昇格しました。以来、2018年には強化指定クラブとなり、質の高いトレーニング環境を整え、着実にステップアップを遂げています。2022年には学園創立100周年を迎え、今後もその伝統を受け継ぎながら、女性たちの輝かしい未来を築くために努力し続けることを誓っています。

新たな舞台へと進む十文字学園女子大学サッカー部の挑戦は始まったばかりです。日本一を目指すこの道のりに、多くの応援が必要です。今後の活躍に期待が寄せられています！