Kawasaki WorldSBK Teamがギャレット・ガーロフ選手と契約延長
株式会社カワサキモータースジャパンは、公式チーム「Kawasaki WorldSBK Team」のギャレット・ガーロフ選手が2026年シーズンも契約を継続し、FIMスーパーバイク世界選手権にNinja ZX-10RRで参戦することを報告しました。
ギャレット・ガーロフ選手は、現在29歳で、これまでMotoAmericaでの成功を経て、ワールドスーパーバイクに参加しています。彼は2015年にスーパースポーツカテゴリーで3位を獲得し、二度の勝利を収めました。特に2016年と2017年には連覇を達成したことで、彼の実力と潜在能力が広く認知されることとなりました。さらに、2018年からはMotoAmericaのスーパーバイクカテゴリーに昇格し、二年連続で順位を上昇させる実績を残しました。
2020年には公式のサポートを受けるワールドスーパーバイクサテライトチームに迎え入れられ、2025年にはカワサキに移籍。彼はこれまでに合計8回の表彰台を獲得し、そのうち2回はランキング2位という成果を残しています。
このシーズンにおいて、ガーロフ選手は、新たに運営されるKawasaki WorldSBK Teamの「ローンスター」において成長を続けています。彼の進歩は、近年のワールドスーパーバイクにおける競争の激しさを考えると、特に注目すべきものです。カワサキとしても、Ninja ZX-10RRでの参戦を通じて、市販車から派生したレースがどのように進化しているかを示す重要な契約と位置付けています。
契約の発表はシーズンの中間に行われましたが、それはKawasaki WorldSBK Teamがガーロフ選手と2025年以降の成功を共に目指していることを示す確かな信号です。
ギャレット・ガーロフ選手のコメント
「2026年シーズンに向けてKawasaki WorldSBK Teamと再契約できたことを大変嬉しく思います。チームと私たちの進歩には自信があります。時には厳しい状況もありましたが、私たちは前進し続けています。チームからの信頼と素晴らしいサポートに感謝しています。これからもNinja ZX-10RRの開発に力を注ぎ、その経験を基にさらなる成長を目指していきます。」
チーム代表のコメント
チーム代表のマヌエル・プッチェッティは、ガーロフ選手との継続的なコラボレーションを喜ぶと共に、彼の成長と共に更なる成功を期待しています。彼は「ギャレットはトップライダーであり、彼とともに良い結果を追求できることが私たちの誇りです」と述べています。
マーケティング部長のコメント
カワサキモータースのマーケティング部長、信夫 学氏は「ギャレット選手との契約延長はNinjaファンにとって嬉しいニュースです。彼のフィードバックは、Ninjaの継続的な進化に寄与するでしょう」と語っています。
2026年シーズンも、Kawasaki WorldSBK Teamのギャレット・ガーロフ選手にご期待ください。