ビジネスオーディション
2024-12-25 13:32:19

市原未来創業プロジェクトの成果、ビジネスオーディションでヴァンガードが栄冠

市原未来創業プロジェクトの成果、ビジネスオーディションでヴァンガードが栄冠



千葉県市原市で開催された「第3回ビジネスオーディション」では、合同会社ヴァンガードがグランプリを受賞しました。このイベントは、市原商工会議所と株式会社千葉日報デジタルが共同で行う「市原未来創業プロジェクト」の一環で、新たに創業した事業者のプレゼンテーションを通じて、地域のビジネスの活性化を目指しています。

2024年12月22日、会場には8名の創業者が集まり、それぞれの事業プランを8分間で熱心にプレゼンしました。特に注目を集めたのは、グランプリに輝いた合同会社ヴァンガードの小出誠さんです。彼は、障害者雇用を活用することで企業の人手不足解消に寄与する事業モデルを紹介しました。実際に自身が運営する「flap」という就労継続支援事業所の経験をもとに、企業での障害者の活躍をサポートするための体制を詳しく説明し、その熱意が審査員の心を掴みました。

また、準グランプリにはフリースクールオリコスの三村晋也さんが選ばれました。彼は不登校の子どもたちを支援するための新たなビジネスモデルを提案。保護者が動画制作の受注を行うことでフリースクールの運営資金を確保する仕組みは、現状の課題に対する新しい視点からのアプローチとして多くの関心を集めました。

このように、ビジネスオーディションは単なるアイデアコンテストではなく、出場者がどのように自社の強みを生かし、取引先を開拓していくかに焦点を当てた実践的なイベントです。審査もオーディション形式で、参加者全員が興味を持ったプランに投票することで順位を決定します。

出場者の多くは、事前にワークショップやプレゼンテーションのトレーニングを受けており、その成果が発揮された結果とも言えるでしょう。この取り組みは、市原未来創業プロジェクトが「メディアに取り上げられやすい魅力的な事業」を目指す中で極めて重要な要素となっています。

このプロジェクトは、市原商工会議所が2022年度に始めたもので、地域の創業者を積極的に支援することを目的としています。創業者たちは、具体的な取引先拡大につなげるためのノウハウを学び、その成果を発表する機会を得ています。メディア戦略や営業活動に役立つスキルの習得は、今後のビジネス展開においても大いに役立つことでしょう。

当日のビジネスオーディションの模様は、市原商工会議所のYouTubeチャンネルでご覧いただけます。地域の創業者支援が新たな形で進化を遂げていることを実感できる貴重な機会となっています。ビジネスオーディションの結果は、今後の市原のビジネスシーンにどのような影響を及ぼすのか、注目が集まります。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

会社情報

会社名
株式会社千葉日報社
住所
千葉県千葉市中央区中央4-14-10
電話番号
043-222-9211

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。