八天堂が教育システム『しがく式』を導入し、社員の成長を促進

八天堂が『しがく式』を導入し、社員育成に新たな風を吹き込む

株式会社八天堂は2025年7月8日、教育システム「しがく式」を導入し、社内研修として実施を始めました。この取り組みは、広島県に本社を置く八天堂が直面している人材育成のニーズに応えるための重要なステップです。八天堂は「あなたと出会えてよかった」と言ってもらえる人材を育成するという理念を掲げており、これに基づいた取り組みとなります。

背景と目的

広島県では近年、人口移動により転出が続き、その影響で地域活性化が課題とされています。2024年には、県内での転出超過数が1万711人にのぼると予想され、4年連続で全国最多となる見込みです。この厳しい現実に対し、八天堂は地域の若者育成や課題解決に取り組むため、2024年11月に株式会社キャリアコンサルティングとオフィシャルパートナーシップを締結しました。

今回の取り組みでは、八天堂の社員、役員、そして代表含む20名が「しがく式」のプログラムを受講。これにより、八天堂の社員はリーダーシップの基礎を学び、地域に根差した次世代の人材として成長することが期待されています。

「しがく式」とは？

「しがく式」は、2013年にスタートしたリーダーシップ育成のための教育プログラムです。このプログラムでは、80以上のレッスンを通じて、参加者は自身の志を持ちながら社会に貢献できるリーダーへと成長することを目指します。既に累計2万5千人以上の人材が社会に送り出されており、多くの企業でその成果が認められています。

実際に「しがく式」を実施した日程は2025年7月8日、八天堂本社で行われ、株式会社キャリアコンサルティングの広島事業所所長、横塚将司氏が講師を務めました。このような実施を通じて得られた知識や経験は、八天堂の未来を築く重要な基盤となるでしょう。

今後の展望

八天堂とキャリアコンサルティングのパートナーシップは、教育プログラムの導入に留まらず、広島地域全体の活性化に寄与することを目指しています。八天堂は今後も地域に根差し、持続可能な人材育成を進めていく方針です。リーダーシップ育成に注力することで、社員の活性化が図られ、ひいては地域全体の活力にもつながっています。

このように、八天堂が教育プログラム「しがく式」を導入することは、ただの社内研修にとどまらず、地域社会における課題解決の一助となる重要な試みです。八天堂の挑戦は、広島の未来に向けて新たな可能性を呼び起こすものとなるでしょう。