那須千本松牧場が40年ぶりにリニューアルオープン！新たな体験を提供

那須千本松牧場、待望のリニューアルオープン！

2024年10月25日、那須千本松牧場が約40年ぶりにレストランと売店をリニューアルし、さらなる進化を遂げました。今回のリニューアルは、「自然との共生」をテーマにし、地域との結びつきを重視した持続可能な循環型酪農の実現を目指しています。その新たな取り組みとして始動するのが、「PURE MILK FARM」のブランドです。

新メニューの魅力

リニューアルオープンに合わせて、ファームレストランでは新たなオリジナルメニューが登場。なかでも注目は、自社で生産した PURE MILKを使用したスイーツ「PURE MILKプリン」。このプリンは、余分なものを加えず、牛乳そのものの甘さと香りを引き立てた逸品で、口にするととろけるようなクリーミーさを楽しむことができます。価格は480円（税込）で、正に「PURE MILK」の魅力が詰まっています。

また、千本松牧場の牛肉を100％使用した「千本松牧場牛100％ちぎりハンバーグ」も注目アイテムです。自家製牧草と安全な飼料で育てられた特別な乳牛たちの肉を使ったハンバーグは、目の前の鉄板で焼き上げるスタイルが新しい食体験を提供します。価格は1,980円（税込）で、サラダやスープバーなども付いた豪華な一品です。

地域とも連携したイベント体験

「体験こそ、最高の思い出！」と題した地域とのつながりを促進するイベントも計画されています。特に、地元の生産者とコラボレーションしたマルシェや、アート作家による参加型ワークショップなどが予定されており、那須の自然と文化に深く触れられる機会が提供されます。

1つ目は、「栃木畑のマルシェ」。自家栽培の玄米を使ったスナック菓子や、懐かしさを感じるポン菓子の実演販売が行われます。期日は10月25日から27日までの3日間です。

2つ目は、動物アート作家・佐藤周作氏によるワークショップです。参加者がクレヨンを使って自身の思い出を描いたり、人気キャラクターの下絵に色を塗ったりと、家族連れでも楽しめる内容となっています。開催日は11月2日と3日です。

サステナブルな施設作り

那須千本松牧場では、周囲の自然環境との調和も大切にしています。太陽光発電を利用し、レストランと売店の屋根に設置された太陽光パネルでエネルギーを賄っています。また、森から出た伐採木を活用したディスプレイや、環境に優しい素材を使用した施設が、訪れる人々に自然の温かさを伝えています。

さらに、温泉水を利用した床暖房など、来訪者が快適に過ごせる工夫も施されています。今日まで大切に育てられてきた牛たちから得られる生乳は、「さっぱりしているのにコクがある」特徴的な味わいで、リニューアルに伴い新たな体験を提供することになりました。

今後の展望

リニューアルオープンから続く新しい取り組みとして、2024年12月には旧レストランと売店の解体工事が完了し、2025年4月には新たなランドスケープが広がります。その際には、温泉水を使った憩いの場も設けられる予定です。地域の生産者との連携を深め、また訪れたくなるような魅力的な施設を目指しています。

那須千本松牧場のリニューアルは、「PURE MILK FARM」をブランドの軸に据え、訪れるすべての人に「カジュアルで上質な牧場体験」を提供することを目指しています。自然との調和を感じる、新たなリッチな体験が待っています。