クラッソーネと日吉津村
2025-07-30 15:48:40

解体テック・クラッソーネが日吉津村と連携協定を締結し空き家問題に挑む

解体テック・クラッソーネが日吉津村と連携協定を締結し空き家問題に挑む



愛知県名古屋市の株式会社クラッソーネが、鳥取県の日吉津村と「日吉津村空家等の適正管理の推進に係る連携協定」を締結しました。この協定は、全国的な社会問題となっている空き家問題に取り組む一環として、日吉津村内の空き家除却を促進し、安全で安心な町づくりを目指しています。

空き家問題の現状



近年、日本各地で深刻化している空き家問題。総務省の「令和5年住宅・土地統計調査」によれば、全国の空き家数は900万件、空き家率は13.8%に達しています。このような状況の中、鳥取県でも空き家数が増加しており、令和7年3月時点では日吉津村内に30軒の空き家が確認されました。

この地域では、空き家の処理に関して所有者がどのように対処すべきか不安を抱えているケースが多くありました。そのため、日吉津村は空き家所有者に向けたアンケート調査を行い、適切な土地の利活用を促進しています。また、空き家対策条例を令和7年4月1日に施行し、さらなる施策の展開を計画しています。

クラッソーネの役割とサービス



株式会社クラッソーネは、全国2,200社以上の解体工事会社と施主をマッチングするプラットフォーム「クラッソーネ」を運営しています。このサービスを通じて、これまでに累計16万件以上の利用実績があります。解体工事に関連する知識やIT技術を駆使して、空き家所有者の課題を解決することで、地域の空き家問題に寄与することを目指しています。

今回の連携協定に基づき、クラッソーネは以下のサービスを提供します:

  • - すまいの終活ナビ:空き家の管理コストや解体費用の概算を算出できるサービス。
  • - お困り空き家の連絡フォーム:市民が迷惑な空き家を通報できるシステム。
  • - 空き家価値査定シート:空き家の管理コストや解体費用の情報をまとめたレポート。

このように、各サービスを通じて空き家所有者や地域住民の不安を解消し、効果的な管理方法をご提案します。

代表コメント



日吉津村の村長、中田達彦氏は「新築住宅の建設が進みつつある中、空き家の処分や賃貸、売却が必要になる場面が増えています。この連携協定の締結により、所有する空き家への対応について一つのきっかけとなってほしい」と期待を寄せています。

また、クラッソーネの代表取締役CEO、川口哲平氏も「自治体と民間事業者が連携することの重要性を強く感じています。解体を通じて地域の安全安心を守るために、我々ができることに全力を尽くします」と述べています。

まとめ



今回の協定は、日吉津村が抱える空き家問題の解決に向けて大きな一歩を踏み出したことを示しています。クラッソーネが提供する様々なサービスは、空き家の適正管理を促進し、地域の発展に寄与することでしょう。今後、両者がどのようにこれらの施策を実践し、実を結ぶかに注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社クラッソーネ
住所
愛知県名古屋市中区栄2丁目11−30セントラルビル5階
電話番号
052-589-8085

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