社会課題解決に向けた平和教育プロジェクトが始動

新たな平和の担い手を育むプロジェクトが始動

認定NPO法人テラ・ルネッサンスは、国内外の社会課題解決に向けた「平和の担い手」を育てるプロジェクトを準備しています。このプロジェクトは、ガバメントクラウドファンディング（GCF）を通じて、2024年10月4日から2025年1月1日までの期間で実施される予定で、目標金額は1000万円です。

この取り組みでは、テラ・ルネッサンスが培った経験やネットワークを活用し、未来を担う若者や企業、教育機関に対して平和教育を提供します。特に、紛争地域の課題に目を向けて、日本とその地域との繋がりを深めることを目指しています。この教育プログラムを通じて、参加者が平和の重要性を理解し、自ら社会課題に対する意識を高めることが期待されています。

教育の背景と目標

テラ・ルネッサンスは、2001年以来、アジアやアフリカでの元子ども兵や地雷被害者を支援してきました。彼らの活動の核となる理念は、「すべての生命が安心して生活できる社会」という世界平和の実現です。真に世界平和を実現するためには、紛争や貧困、環境問題などの複雑に絡み合う課題を解決できる人材が必要だと考えています。そのため、平和教育に注力し、これまでに約24万人が同法人の講演やワークショップに参加してきました。

さらに、2021年からは佐賀県の中高生を対象にした「グローバル人財育成事業」をスタートし、将来を見据えた教育を提供しています。このプログラムは、アジアやアフリカの現状を学ぶ機会を提供し、持続可能な開発目標（SDGs）を踏まえた課題解決に取り組む力を育成しています。

プロジェクトの展望

本プロジェクトでは、これまでのグローバル人財育成事業を発展させ、より多くの若者が社会課題に関心を持つことを目指します。また、企業との連携を強化し、市民参加を促進することで、社会全体で平和の担い手を育てる環境を作り出します。プロジェクト聞篇では、佐賀県の特産品を返礼品として寄付者に提供し、地域貢献にもつなげていく計画です。

参加方法

このプロジェクトに賛同する方は、クラウドファンディングページ（https://www.furusato-tax.jp/gcf/3497）を通じて寄付を行うことができます。寄付金は、グローバル人財育成事業の活動費や講演会、ワークショップなどの啓発活動への支援に活用される予定です。特に、若者たちが自ら行動を起こし、社会課題に対する理解を深めるための能動的なプログラムに充てられます。