上田正樹R&B BANDの特別公演が待望の開催
京都出身の著名なR&Bシンガー、上田正樹がいよいよ9月27日に東京・さくらホールでのライブを控えています。この公演は「上田正樹R&B BAND Special Guest:永井“ホトケ”隆・山岸潤史」というタイトルで、音楽界で長年の盟友である有山じゅんじや、ブルースシーンの重鎮たちが一堂に会します。彼らとの共演は、上田にとっても特別な意義を持つようです。
構成メンバーとの絆
― 上田さんは盟友・有山じゅんじと共演することについて、どう感じていますか?
「彼との出会いから、我々は音楽的な兄弟のような存在です。『ラグライム』というスタイルでの活動を通じて、独特のリンクを築けました。音楽の中に“大阪”を歌うことを取り入れた『ぼちぼちいこか』も、彼との合作から生まれたものでとても幸運でした。」
日本の音楽シーンにおける変遷
― さらに、ゲストの永井“ホトケ”隆さんや山岸潤史さんとのコラボについても教えてください。
「彼らと初めて出会ったのはB.B.キングのコンサートで、彼らの音楽スタイルには強い印象を受けました。今では互いを尊敬し合い、理解し合う関係となっています。」
音楽と自分自身の変化
― 上田さんのこれまでのキャリアを振り返って。特に「悲しい色やね」のヒットについては?
「1980年代、歌謡曲が流行る中、我々アーティストは自主的な道を探求していました。自身のスタイルを守る一方、歌謡曲に挑戦し、自分に合うものかどうかを試しました。それが結果的に『悲しい色やね』のヒットに繋がったと思っています。」
進化する音楽のスタイル
― 最近のアレンジは主にR&Bの色合いが強くなっていますが、その背景を教えてください。
「それが自分自身のベースになってきた結果だと思います。長年かけて築き上げた自らの音楽スタイルが、今R&Bとして形になりつつあります。これも多くの経験によるものですね。」
心に刻まれる音楽とは
― あなたにとって、音楽とはどんな存在ですか?
「私にとって音楽は“血”のようなものです。レイ・チャールズから多くを学びました。彼の教えから感じたものが、今の自分を形作っています。」
音楽活動への情熱
― 最近のライブに対する意気込みを教えてください。
「75歳となり周りの環境も変わりつつある中、今できる限りステージに立ち続けるつもりです。仲間やゲストと共に、最高のパフォーマンスを届けたい。」
期待の公演情報
今回のライブのメンバーは非常に豪華です。有山じゅんじや永井“ホトケ”隆、山岸潤史との共演は、音楽ファンにとってたまらない時間を提供することでしょう。
チケットはすでに各所で発売中。詳細は公式サイトやチケット販売サイトをチェックしてください。ぜひ、多くの方にその目で見て、耳で聴いてほしいと思います。