渋谷に新たなスタートアップの拠点「GUILD VALLEY」が誕生

株式会社ヒトカラメディアが手掛ける、新しいスタートアップ支援拠点「GUILD VALLEY」が2025年8月22日に渋谷に登場します。この施設は、東急不動産が所有する道玄坂のビル1階に位置し、様々な業種や機関からのサポートを受け、スタートアップの成長を促進するための拠点です。

新しいコミュニティスペース「GUILD VALLEY」とは？

「GUILD VALLEY」は、スタートアップに特化したコミュニティスペースで、コワーキングスペースやイベント開催の場として利用されます。ここでは、同じような成長段階にある企業や、さまざまな課題に直面しているスタートアップ同士がつながり、情報を交換することが可能です。さらには、支援者との交流を通じて、協業や資金調達の機会を提供する場所を目指しています。

サポート体制の強化

ヒトカラメディアは、スタートアップのオフィス移転支援や不動産開発の経験をもとに「GUILD VALLEY」を立ち上げ、コミュニティの活性化に努めています。具体的には、会員向けにイベントサポートや外部への情報発信などを行い、広域渋谷圏でのスタートアップの成長を支えるプラットフォームとしての役割を果たします。

設計コンセプト

開業時には、内装デザインもヒトカラメディアが手掛け、会員同士のコミュニケーションを促進する配置が考慮されています。エントランス付近にはバーカウンターが設置され、それにより外からも賑わいが感じられる設計が施されました。さらに、様々な規模や目的の会議やイベントに対応できるよう、フレキシブルな設計がなされています。

プレ期間からの活用事例

「GUILD VALLEY」は昨年から試験運用が開始され、すでに43社のスタートアップが登録し、様々なイベントや勉強会が開催されています。例えば、「UMAMI UNITED JAPAN株式会社」が主催したビジネスイベントでは、シンガポールからフードテックスタートアップを招待し、日本の食のトレンドや技術を紹介しました。これにより、国際的なビジネス展開の足がかりが生まれています。

スタートアップの声

UMAMI UNITED JAPANのCEO、山﨑寛斗氏は、「渋谷という好立地はもちろんのこと、GUILD VALLEYのネットワークが私たちにとって大きなアドバンテージです」と述べています。また、HR/PRマネージャーの安藤由佳氏も「新たなつながりを生む場所として、スタートアップにとって大きな魅力がある」と語り、このコミュニティスペースの重要性を強調しました。

「GUILDサポーター」の募集

新たにグランドオープンを迎える「GUILD VALLEY」では、スタートアップの成長を多面的に支援する「GUILDサポーター」を広く募集しています。サポーターは業界・業種を問わず、スタートアップの成長に寄与する実務支援やイベント開催に参画できる機会を提供します。すでに15社が登録し、積極的な連携を図っています。

今後の展望

「GUILD VALLEY」はスタートアップの可能性を広げ、ビジネスハブとして進化し続けることを目指しています。ヒトカラメディアは、この環境を利用するすべての企業と共に成長していくことを願っています。現在、スタートアップの支援はますます重要となっており、「GUILD VALLEY」もその中心的な役割を担っていくことでしょう。