立川市・中学生が挑む新時代の体育授業「Cyber KASSEN」の実施報告

2025年7月10日、立川市立立川第四中学校で、次世代デジタルスポーツである「Cyber KASSEN」の体験授業が行われました。この授業には、全学年から約400名の生徒が参加し、センサーを内蔵した腕デバイスを使用して、個々のスキルを活かした競技を体験しました。サイバー合戦ならではの緊張感とエンターテインメント性が融合した新形式の体育授業には、大きな期待が寄せられています。

授業の概要と流れ

今回の授業は、全学年を対象に、体育の一環として実施されました。生徒たちは、AグループとBグループの2つに分かれ、それぞれのグループをさらに25名ずつの小グループに編成しました。授業は、以下のような流れで進行しました。

小グループ対抗戦

各小グループ内で「全滅戦」と「リーダー防衛戦」の2つの試合が行われ、1分間の真剣勝負が展開されました。特に全滅戦では相手チームを全滅させるか、生存人数で勝敗が決まるため、緊迫感がありました。

個人戦サバイバル

続いて、小グループ内で個人戦が行われ、各戦で生き残った1名が代表選手となりました。これにより、生徒たちの競争心が刺激され、熱い戦いが繰り広げられました。

サバイバル決勝戦

代表者6名によるバトルが行われ、フィールドのサイズを縮小し、最終的な勝者が決定されました。この試合では、生徒たちの熱気が最高潮に達し、大きな盛り上がりを見せました。

特別マッチ：教員共同のサバイバル戦

特に注目を集めたのは、教員同士によるサバイバル戦です。多くの生徒の声援を受けながら、教職員たちは純粋な競技の楽しさを体験し、教え子たちとの絆を深めていました。

Cyber KASSENとは？

「Cyber KASSEN」は、光るセンサーを装着し、ソフトな刀を使って戦う新しい形のスポーツです。判定は完全自動で、得点や脱落状況はiPadでリアルタイムに表示されます。音と光の演出が観戦者をも魅了し、競技場全体が一体となって盛り上がる特徴があります。教育の場だけでなく、高齢者施設や地域イベントなど様々なシーンでの活用も進んでいます。

終わりに

「Cyber KASSEN」は、今回の授業を通じて、安全性、熱中度、協力の要素を兼ね備えた新時代のスポーツとして注目が集まっています。今後もこのようなデジタルスポーツが、教育の現場において重要な役割を果たしていくことが期待されています。

【お問い合わせ先】
一般社団法人全日本サッセン協会
Email: [email protected]
Web: https://kassen.jp