脳とアートの新たな出会い、興梠優護の個展『XX』
2025年の夏、渋谷にあるレコード専門店「HMV record shop 渋谷」に併設されたギャラリースペース『Bankrobber LABO』で、アーティスト興梠優護の個展『XX』が開催されることが決定しました。これは2025年8月1日から8月18日までの期間にわたり行われ、入場は無料です。興梠氏は、視覚や色彩、光といったテーマを基にした独自の作品を展示し、訪れる人々を不思議なビジュアル体験へと導きます。
Bankrobber LABOとは?
『Bankrobber LABO』は、2023年5月11日にオープンしたギャラリースペースであり、レコードショップの域を超えた多様なアート展示を行っています。オープン以来、多くの来場者がその独自の企画展に惹かれ、好評を博しています。アートと音楽の交差点としてのこの場所は、HMVが目指す「文化の情報発信地」として、今後も多彩なアートやカルチャーを発信し続けることを目標としています。
興梠優護のアートの特徴
興梠優護は、1982年熊本県生まれのアーティストで、東京藝術大学の大学院を修了後、人体を題材にした作品を手がけています。彼の作品は、光や色彩、視覚といった曖昧で移ろいやすい要素を取り入れており、見る人に強い印象を与えます。また、シミュラクラ現象を巧みに利用し、脳がどのように物事を認識するかに挑戦する作品を展開しています。
シミュラクラ現象とは?
今回の個展では、シミュラクラ現象にも焦点が当てられています。この現象は、特定の形やパターンを見たときに、無意識的にその中から人の顔や姿を見つけようとする現象です。興梠氏は、作品においてこの認識のエラーを意図的に誘導し、来場者が異なる視覚的体験を得ることを目指します。歪んだ形やぶれた色彩を通じて、観客は自らの意識の中にある偏見や先入観を見直す機会を提供されるのです。
個展の詳細
興梠優護の個展『XX』は、以下の詳細で開催されます。ぜひ多くの方にご覧いただき、アートに触れるひとときを楽しんでいただきたいと思います。
- - 開催期間: 2025年8月1日(金)~2025年8月18日(月)
- - 会場: Bankrobber LABO(バンクロバーラボ)
- - 所在地: 東京都渋谷区宇田川町36-2 HMV record shop 渋谷 2F
- - 営業時間: 11:00~21:00(HMV record shop 渋谷の営業時間に準じる)
- - 入場料: 無料
より詳しい情報は
興梠優護や『Bankrobber LABO』に関する最新情報は、公式ウェブサイトやInstagramで確認できます。アートと音楽が交わるこの特別な体験をどうぞお楽しみに!