2024年注目のリノベーション事例TOP10の発表
リノベーションの専門情報サイト「リノベりす」は、2024年に人気を集めたリノベーション事例のランキングTOP10を発表しました。このランキングは、同サイトに掲載された事例の中から、ユーザーの閲覧数や反響に基づいて選出されています。
注目のリノベーション事例
順位に見てみると、リノベーションにおける最新のトレンドやユーザーのニーズが垣間見えます。1位には、家族全員が楽しく過ごせる住まいへと変わった「収納不足やキッチンの暗さを解消!」が選ばれました。このプロジェクトは、スタイル工房によって手掛けられ、生活の利便性や快適さを追求した内容でした。
2位には、ゼロリノベによる「くらしの変化に備えた部屋のアウトライン」がランクイン。ユニークな間取りが魅力で、このような変化に富んだ住空間が必要とされていることがうかがえます。
3位は、ハコリノベにより壁式構造をフルリノベした事例です。可変性を持たせた住まいは、将来の家族の変化に対応することができるため、多くの支持を集めました。
トレンドの変化
2024年のリノベーション事例には、いくつかの顕著なトレンドがみられます。特に「室内窓」「玄関土間」「小上がり(畳)」が定着し、人気を再認識された年となりました。
室内窓の人気
「室内窓」は、以前から一般的に利用されていましたが、在宅勤務が普及する中でその需要が高まっています。個室でありながらも外との繋がりを持つことで、居住空間に新しい風が吹き込まれる要素として人気が継続しています。例えば、ワークスペースや子供部屋に設置することで、部屋同士のコミュニケーションを促進する役割を果たしています。
玄関土間の進化
さらに、間取りの一体感を持つ玄関土間も注目されています。靴を脱ぐ場所とされていた従来の用途から変化し、廊下や収納とシームレスに繋がるロケーションとして多様な機能を持つよう進化しています。2024年の事例でも、家族構成やライフスタイルに合った独自のデザインが人気を得ています。
小上がり畳を取り入れた空間
また、リビング横に小上がりの畳スペースを取り入れる事例が増加しています。この変化は、在宅ワークの普及や家族構成に配慮した設計に基づいており、みんなが安らげる落ち着きのあるスペースの確保が目的です。これにより、小上がりの下に収納を設けたり、腰かける場所として利用する多機能性も評価されています。
リノベーション専門サイト「リノベりす」とは
リノベりすは、大阪市に拠点を置く株式会社ミラタップと「リライフプラス」を発行する扶桑社による共同運営のサイトです。約50社のリノベーション業者や建築家の実績を広範囲に掲載しており、ユーザーはオンラインで簡単に情報を整理し、レンタルサービスやイベンツへの申し込みができます。また、リノベーション会社紹介サービスも充実しており、顧客のニーズに応じた提案が可能です。
リノベーションは、多様なスタイルを楽しむだけでなく、生活の質を向上させるための大切な要素であることが、今回のランキングからも明らかになりました。これからの住まい探しに役立てられる情報が満載です。