アスリートたちが語るメンタルヘルスシンポジウム開催！

2023年2月22日（水）、東京国際フォーラムで行われる「アスリートという生き方を事例に」メンタルヘルスシンポジウムは、トヨタ財団の主催によって開催されます。このシンポジウムでは、トップアスリートや専門家が集まり、アスリートのメンタルヘルスの重要性を深く理解するための議論が展開される予定です。

メンタルヘルスへの関心が高まる中で

近年、メンタルヘルスに対する関心が急速に高まっています。スポーツの世界でも強さや勝利が求められる中、実は多くのアスリートが精神的な課題に直面しています。このシンポジウムの目的は、アスリートたちが直面するメンタルヘルスの問題について、参加者全員が共に考え、学ぶ場を提供することです。

昨今、トップアスリートたちは積極的に自身のメンタルヘルスについて語るようになってきています。オリンピックメダリストが登壇し、自らの経験を基にメンタルヘルスへの理解を深め、オープンに議論を行うことは、今後のアスリートのあり方に大きな影響を与えるだろうと期待されています。

プログラムの詳細

シンポジウムは、14時から17時までの時間帯で行われ、様々なセッションが用意されています。開会挨拶から始まり、アスリートたちが次世代のメンタルヘルスについて議論する第一部では、小塩靖崇氏が若者のメンタルヘルスについての見解を述べます。

続く第二部では、トップアスリートが抱えるメンタルヘルスの課題や誹謗中傷対策、就労や社会保障に関するテーマに焦点を当て、専門家がそれぞれの視点から講演を行います。

最後の第三部では、アスリートと参加者が一同に集まり、互いに考えを共有しながら、メンタルヘルスについての理解を深める時間が設けられています。

参加方法と対象者

このシンポジウムへの参加は無料で、アスリートやプロスポーツ選手、大学生や高校生、教育関係者、研究者など、メンタルヘルスに興味のあるすべての人々が対象です。定員は100名で、オンラインでの参加も可能ですので、興味のある方はぜひ申し込みを検討してみてください。

トヨタ財団の取り組み

トヨタ財団は1974年に設立され、広範な社会活動に寄与するために多様な助成を行っています。メンタルヘルス教育プログラムや専門家によるリサーチなど、社会が抱える課題に焦点を当てたプロジェクトを支援しています。

今後、シンポジウムを通じて得られた知見や議論が、アスリートたちのメンタルヘルス向上に繋がり、さらには社会全体のメンタルヘルスの重要性を広める契機となることを願っています。