次世代パッケージ
2023-04-06 11:27:44

鉄道模型業界初!次世代パッケージ「ミナフィット」で作業効率化

鉄道模型業界に新たな風を吹き込む「ミナフィット」



2023年、関水金属が鉄道模型業界初となる次世代緩衝材パット「ミナフィット」を導入しました。この革新的なパッケージは、包装の効率を大幅に向上させ、環境への配慮も実現しています。業界内で多くの注目を集めているこの取り組みは、作業時間の短縮を通じて資源削減にも寄与しています。

ミナフィットとは?



「ミナフィット」は、伸縮性のあるポリエチレンフィルムとダンボール紙を一体化した梱包用緩衝材です。この特性により、従来の気泡緩衝材をカットしたり、ステープルで留めたりする手間が不要になります。従来の方法では1個あたり80秒かかっていた包装が、ミナフィットを使用すると単に約20.5秒に短縮できるという革命的な変化がもたらされました。

作業効率の向上



関水金属によると、ミナフィットの導入により最大で25%の作業時間短縮が実現されています。この大幅な効率化は、業界にとって大きな利益をもたらしています。パッケージ作業にかかる負担が軽減されることで、工場全体の生産性が向上することが期待されています。また、資源削減にも寄与し、持続可能なビジネスモデルの構築にもつながっています。

世界に向けたブランド展開



関水金属は、「KATO」ブランドで有名な鉄道模型を手掛けており、国内外での展開を行っています。同社は、企画・開発からアフターフォローまでを一貫して行う高い技術力を誇ります。これらの革新は、ブランドの信頼性をさらに高め、ユーザーの期待に応える重要な要素となっています。

酒井化学工業とのコラボレーション



ミナフィットは、酒井化学工業が製造しています。同社は、1963年に設立され、合成樹脂の加工製品を中心に事業を展開しています。フィルムや発泡シート、気泡緩衝材など多岐にわたる製品を提供しており、全ての事業を自社で手掛けている日本唯一の会社として評価されています。彼らの理念は、「世の中に必要な会社であり続ける」ことです。

包装の未来へ向けて



今後は、ミナフィットをはじめとする革新的なパッケージング技術が一層進化し、鉄道模型業界での利用が期待されます。環境問題が重要視される現代において、このような取り組みは社会全体へも良い影響を与えるでしょう。関水金属と酒井化学工業の協力により、新たな包装のスタンダードが確立されることを期待しています。

まとめ



「ミナフィット」の導入は、鉄道模型業界における生産性の向上や環境への貢献を可能にする重要なステップです。関水金属は、今後も革新を追求し続け、他の企業にも影響を与える存在となることでしょう。その進展を見守りたいと思います。

会社情報

会社名
酒井化学工業株式会社
住所
鯖江市川去町32-2-1
電話番号
0778-62-3700

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