新たなプロジェクト「ヘモフィリACTION!」で血友病患者支援を強化

サノフィの新プロジェクト「ヘモフィリACTION!」が始動

サノフィ株式会社は、世界血友病デーに合わせた新しいプロジェクト「ヘモフィリACTION!」を立ち上げました。この取り組みは、血友病という希少血液疾患を抱える患者さんの支援や認知拡大を目的としており、患者さんとその家族がもつ「チャレンジしたい」という気持ちに寄り添うことを目指しています。

血友病とは？

血友病は血液が凝固しにくくなり、出血が止まりづらいという特異な症状を持つ疾患です。日本には約7,000人、世界全体では約21万人の患者が存在し、その特性から様々な日常生活に支障をきたすことがあります。血友病の患者さんは、医療的サポートの充実に関わらず、スポーツのような活動に対する不安を抱えることも少なくありません。しかし、近年、治療法の進歩により、より自由な生活を送ることが可能になりつつあります。

プロジェクトの内容

「ヘモフィリACTION!」では、2025年12月7日に開催予定の「第20回湘南国際マラソン」への参加を希望する血友病患者を募集します。このマラソン大会は国内でも最大規模のイベントであり、参加者には医療専門家によるカウンセリングが行われます。患者それぞれに適したトレーニングカリキュラムや、専用のLINEグループチャットを用意し、安心して参加していただける環境を整えています。大会当日にはエイドステーションも用意されており、サポート体制も万全です。

募集概要

- 募集期間: 2025年5月中旬～2025年9月末
- 募集人数: 約50名
- 参加資格: 日本国内在住の血友病患者で、湘南国際マラソンの参加条件をクリアしている男女（同伴者1名まで可）

患者さんが参加できる種目には、フルマラソン、ファンラン10km、ファンラン2km、ラン＆ウォーク1.4kmがあります。専門家とのカウンセリングを通じて、まずは各自の体調や状況に合わせたコース選びを行い、主治医からの許可を得た上で参加することが前提となります。このように、安全で安心な環境を提供し、患者さんが「チャレンジしたい」という思いを叶える手助けをしています。

世界血友病デーの意義

毎年4月17日には「世界血友病デー」が定められており、この日は出血性疾患に対する理解を促進し、啓発活動を行う日です。2025年のテーマは「すべての人にアクセスを：女性と少女も出血します」というもので、あらゆる人々に治療が行き届く社会の実現を目指しています。このような背景の中、サノフィの「ヘモフィリACTION!」は血友病患者にとって大きな力となることでしょう。

湘南国際マラソン：具体的な大会情報

湘南国際マラソンは、大磯プリンスホテルをスタート地点とし、湘南海岸を走る美しいコースが特徴です。昨年も2万人以上が参加した国内最大規模のマラソン大会であり、環境への配慮を掲げた取り組みも行われています。これからも多くの人々にとってのチャレンジや成長の場となることでしょう。

サノフィの役割

サノフィは、人々の生活向上を目指してイノベーションを追求し続けているヘルスケア企業です。約100カ国に展開しており、医療の変革を通じて、数百万の人々に手を差し伸べています。「ヘモフィリACTION!」のようなプロジェクトがその一端を担い、血友病患者の希望の光となることを期待しています。詳しい情報については、サノフィの公式サイトをチェックしてください。

お問い合わせは、サノフィ株式会社広報部まで。