エンタメ×フィンテックの連携
2025-09-02 11:47:55

株式会社TWIN PLANETとスターテイルがエンタメ×フィンテックで新時代の共同展開を発表

株式会社TWIN PLANET(以下、ツインプラネット)とWeb3企業としてアジアを中心に展開するStartale Group(以下、スターテイル)が、新たな共同事業を発表しました。この提携は、「エンタメ×フィンテック」の領域に焦点を当てており、クリエイターやファンがより良い形で価値を享受できる仕組みを追求するものです。
両社は、エンタメ資産や知的財産(IP)をデジタル化し、ブロックチェーンで透明に管理することを目的としています。このコラボレーションの根底には、エンタメ産業が抱える複雑な権利構造や不透明な収益分配の課題を解決し、クリエイターたちに早期の資金アクセスを提供するというビジョンがあります。

協業の主眼と具体的な施策


提携における主なポイントとしては、以下が挙げられます。
  • - エンタメ資産のトークン化: エンターテインメント財産のトークン例えばST(Security Token)の設計を行い、その権利を明確にし、ユーザー体験を最適化します。
  • - 資金調達機会の多様化: 特に、金融機関だけでなく一般の個人投資家も参加できる資金調達枠組みを検討し、より広範な投資参加を促進します。
  • - 運用の透明性: 権利管理や分配ルールの一元化を進め、権利を明確にすることで不透明さを解消します。

構造的課題への取り組み


この提携が必要とされる背景には、現在のエンタメ市場が抱える幾つかの構造的問題があります。
例えば、エンターテインメントのクリエイターは制作活動の開始時に資金が必要ですが、その収益は後から発生するため、資金へのアクセスが困難な場合があります。また、権利の複雑さや流通過程での不透明さ、海外展開時における権利者への適切な分配確認が整っていないという事実もあります。

ツインプラネットとスターテイルは、これらの問題に対処するため、収益発生前から資金調達を可能にする仕組みを共同で開発し、クリエイターたちが活動をスムーズに始めるための環境を整えることに注力します。

クリエイターの新たな環境と投資機会の創出


この提携により、クリエイターは活動を開始するための資金へのアクセスが改善され、新規IPやクリエイターの後方支援が強化されます。また、投資判断の不確実性を軽減し、エンタメ市場全体の透明性を向上させる仕組みが整えられます。

スターテイルのCEO、渡辺創太氏は「フィンテックとブロックチェーンの技術を組み合わせて通用する新しいエンタメの形を創造し、日本のエンタテインメント業界の成長に資する基盤づくりを目指す」と述べています。
一方、ツインプラネットの代表取締役、矢嶋健二氏は、クリエイターとファンがともに価値を共有し、共に作品を育てていく未来を描いています。

今後の展開


今後、両社はこの取り組みの成果を優先的に実証し、エンタメとフィンテックが融合した新たなモデルを確立するための努力を続けます。これにより、グローバルな舞台で活躍できるエンタメ体験を提供し、日本発の実例として注目されることを目指しています。ただし、今回の発表は将来の取り組みに向けた方向性を示すものであり、具体的な投資勧誘を目的としたものではありません。

両社が手を組むことにより、エンタメ市場のあり方がどう変わっていくか、今後の展開に期待が寄せられます。


画像1

会社情報

会社名
株式会社TWIN PLANET
住所
東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル12階
電話番号
03-5766-3811

関連リンク

サードペディア百科事典: エンタメ TWIN PLANET スターテイル

Wiki3: エンタメ TWIN PLANET スターテイル

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。