東京創元社が発行する文芸誌『紙魚の手帖』の最新号、vol.27が2月12日に発売されることが発表されました。毎号さまざまな文学を取り上げるこの雑誌は、読者にとっての宝箱とも言える存在に成長しています。特に今号では、カナダ出身の新進気鋭のアーティスト、Genie Inkによる新たなカバーアートが目を引きます。透明感のある色遣いで描かれた幻想的なイラストが印象的で、手にとるだけでも嬉しくなる一冊となるでしょう。
さらに、嬉しいお知らせとして、先日発表された第174回直木賞において、嶋津輝氏の『カフェーの帰り道』が受賞しました。同作に収められた5つの短編のうち、3作が『紙魚の手帖』に掲載されているということで、本誌とのつながりも強い作品です。受賞の速報と、選考会当日の詳細レポートも掲載される予定ですので、文学ファン必見です。
『紙魚の手帖』は、2021年に焦点を当てるミステリ雑誌『ミステリーズ!』の後継として創刊されました。東京創元社の誇るミステリ作品だけでなく、ジャンルを超えたSFやホラー、ファンタジー、一般文芸も展開しています。今号では、最新のミステリ短編を芦辺拓や榊林銘、真門浩平、水見はがねらが寄稿しています。また、注目の新連載として、白尾悠の『十一歳のキャンバス』が始まります。
もちろん、エッセイやインタビューなども充実しており、読者に多面的な楽しみを提供する誌面が魅力です。また、特別企画の一環として、若林踏による「本格ミステリ作家クラブ25周年記念トークショー&サイン会」のレポートも見逃せません。さらに、『名探偵プリキュア!』へのインタビューも掲載されるなど、幅広い文学の魅力を余すことなく伝えてくれる内容が詰まっています。
年間定期購読は東京創元社のオンラインストアにて受け付けており、今後も素晴らしい作品を届けることを視野に入れているとのこと。直木賞受賞作品の特集をはじめ、魅力あふれる特集が盛りだくさんの『紙魚の手帖』を手にとって、ぜひその世界を楽しんでいただければと思います。
【『紙魚の手帖』vol.27 概要】
- - 判型:A5判
- - ページ数:367ページ
- - 発売日:2026年2月13日
- - ISBN:978-4-488-03132-9
- - Cコード:C0093
- - 装画:Genie Ink
- - 装幀:アルビレオ
今号も引き続き、読者の期待に応える出来栄えとなっていることは間違いありません。ぜひ、本誌を通じて新たな文学の扉を開いてください。