石徹白洋品店物語
2025-09-04 12:21:20

小さな集落の営みを描いた書籍『石徹白洋品店物語』出版決定

小さな集落の物語が紡がれる



岐阜県郡上市に位置する石徹白洋品店が、2025年9月26日に待望の書籍『石徹白洋品店物語 〜地域の宝を掘り起こす小さなビジネス〜』を出版します。この本は、地域に根ざした「ものづくり」に従事する石徹白洋品店の歴史と営みを紹介したもの。特に、その魅力は、縄文時代から続く石徹白という小さな集落が、どのようにして現代に至るまでの文化を守り続けてきたのかを掘り下げている点にあります。

書籍の内容は、2024年から約1年間にわたり婦人之友社で連載されたエッセイを基に書き下ろされたものです。石徹白洋品店は、地域の自然や文化と調和しながら、藍染や草木染めなどの伝統的な技法を使い、現代のライフスタイルにフィットする服を製作しています。特に注目すべきは、同店の代表作である「たつけ」との出合いを描く第2章で、製品の背景にあるストーリーと技術が深く結びついています。

この書籍では、平野馨生里店主の視点から見た、営みの背後にある想いが語られており、石徹白が持つ魅力をより深く理解することができます。また、小さなビジネスでありながら、どのように地域の宝を掘り起こし、育んでいるのか、その過程に対する視点が印象的です。

書籍の予約特典


予約購入期間中に、対象のストアで書籍を購入する早期特典として、先着500名様にはオリジナルポストカードがプレゼントされます。この特典は数量限定で、無くなり次第終了となりますので、事前に予約をしておくことをおすすめします。

出版記念イベント


東京での開催


書籍の発売を記念して、2025年9月25日には東京でのトークイベントが予定されています。会場は自由学園明日館ホールで、16:30から展示販売が始まり、18:45からは平野店主による講演が行われます。その後、軽食を楽しみながら参加者同士の交流会が開かれる予定です。このイベントでは、書籍に込めた情熱や作成の裏話を詳しく聞くことができます。オンライン参加も可能で、より多くの人々とつながる機会が設けられています。

石徹白での開催


続いて、10月13日には石徹白で行われるイベントで、地域の文化や歴史に触れることができる宿「助七」も開場予定です。この宿は築150年以上の古民家で、地域の風景を守りながら営まれています。ここで、設計士の藤沢百合さんによる建築解説や書籍の内容に関連するトークイベントが同時に行われるので、地域の魅力に直に触れるチャンスとなっています。

著者プロフィール


平野馨生里氏は、1981年に岐阜県に生まれ、地元の地域づくりに惹かれ、石徹白洋品店を立ち上げました。彼女は自然の中で生活しながら、地域の伝統を継承し、次世代へとつなげる役割を果たしています。彼女の思いが詰まったこの書籍は、石徹白の魅力を知るための貴重な一冊です。

このように、石徹白洋品店は地域に根ざし、持続可能な未来のためのものづくりに挑戦し続けています。ぜひ、彼らの物語に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
石徹白洋品店株式会社
住所
岐阜県郡上市白鳥町石徹白65-18
電話番号
0575-86-3360

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