ピチカート・ファイヴ結成40周年特集本が登場
今年、ピチカート・ファイヴがなんと結成40周年を迎えました。この特別な節目を記念して、東京ニュース通信社から「TV Bros.特別編集 BPM ブロス・プラス・ミュージック Vol.4」が発売されます。この本は、現在も音楽シーンで輝きを放つ小西康陽を大きくフィーチャーしており、ファンには必見の内容となっています。
発売情報
本書は2025年3月24日に全国の書店やネット書店で入手可能です。定価は1,500円で、様々な特集が盛り込まれており、特に90年代の文化を振り返る内容が特徴的です。ピチカート・ファイヴは、当時の日本の音楽シーンにおいて欠かせない存在であり、本書ではその魅力を余すところなく伝えています。
本書の主な内容
1. 小西康陽の編集デザイン
本書では、小西康陽が過去に手掛けた編集やアートディレクションの数々をレビューします。特に「コレクション」セクションでは、彼が関わった作品がカラーで紹介され、視覚的にも楽しめる内容になることでしょう。
2. インタビューと対談
スカートの澤部渡と小西康陽のインタビューでは、最新作『失恋と得恋』を通じて音楽観や未来のビジョンについての貴重な対話が展開されます。また、伝説のディレクターである牧村憲一との対談も加わり、音楽業界の裏側に迫る内容が掲載されます。
3. 歴史を振り返る
ピチカート・ファイヴとそのメンバーの影響がどのように広がったのかを探るページも用意されています。歴代のディレクターたちへのインタビューがあり、日本のポップミュージックの歴史を知る手がかりになります。
4. ジャズアルバムの再録
八代亜紀さんへの追悼として、彼女と小西康陽のタッグによるタイムレスなジャズアルバムの紹介も含まれています。音楽に対する小西さんの愛が感じられる一品です。
5. ビブリオグラフィ
小西康陽の著書や共著書がリストアップされ、彼の文学的な足跡を振り返ることができます。さらに彼がこれまでに読んできた本30冊もカタログ化され、その知識の深さが伺えます。
6. デザインと詞の深淵
小西康陽が手掛けたデザインについて、デザイナーが「師匠」から学んだことを語ります。また、小西自身が手がけた歌詞からコピーライターたちがどのようにインスピレーションを得たかも披露されます。
7. 映画メモと散歩の音楽
2024年に出会った287本の映画についてのメモや、フリーマガジン『YEBISU STYLE』での連載も含まれ、彼の日常の中の“音楽”がどのように影響を与えているかを垣間見ることができるでしょう。
本書は、小西康陽のこれまでの活動の集大成と、未来に向けた展望を交えた一冊です。音楽ファンはもちろん、カルチャーに興味がある方々にもおすすめできる内容です。この機会に、ピチカート・ファイヴの歴史に触れてみてはいかがでしょうか。
購入先
本書は全国の書店やネット通販で手に入れることができるので、ぜひチェックしてみてください。