株式会社イル、愛知の未来を担うユニコーン企業へ
愛知県一宮市に拠点を置く株式会社イルが、愛知県が主催するビジネスプランコンテスト『AICHI NEXT UNICORN LEAGUE』でファイナリストの10社に選ばれ、注目を集めています。このコンテストは、愛知県が次世代のユニコーン企業創出を目指して行っている取り組みで、株式会社イルはその中で革新的なビジネスモデルを評価された形です。
『AICHI NEXT UNICORN LEAGUE』とは?
『AICHI NEXT UNICORN LEAGUE』は、2018年10月に策定された「Aichi-Startup戦略」の中核施設である日本最大のスタートアップ支援拠点「STATION Ai」が開業したことで、地域のスタートアップ企業を支援し、イノベーションを促進するために開催されるコンテストです。年3回行われ、各シーズンで異なるテーマのもと、優れたビジネスアイデアを募ります。
最終審査会は2024年11月27日に名古屋市で行われ、代表取締役の山本裕晃氏が選出されたアイデアを発表します。優秀なビジネスアイデアにはさまざまな支援が用意され、実際に地域での事業化が期待できます。
認知症を見守る革新的なソリューション
株式会社イルは、最近特に注目されている認知症対策の一環として、インソール型GPSデバイスの開発に取り組んでいます。このデバイスは、徘徊による事故を防止する機能を備えています。日本では認知症患者が年々増加しており、2040年には高齢者の約3人に1人が認知機能に何らかの問題を抱える時代が予測されています。このような背景から、イルのデバイスは必要とされています。
製品の特徴と使命
インソール型GPSデバイスは認知症による徘徊時に、即座に家族や介護者へ位置情報を通知する仕組みを持っています。このため、介護者も被介護者も安心して生活することが可能となります。株式会社イルは、テクノロジーと人間の幸福を融合させた製品の開発を進めており、「足元から安心をHACKする」という理念のもと、日々革新を重ねています。
会社概要
株式会社イルは2023年に設立され、愛知県一宮市に本社を構えています。最高経営責任者の山本裕晃氏が会社を牽引し、高齢者見守りサービスを開発・運営しています。同社は地域のスタートアップ支援プログラム「PRE-STATION Ai」にも参加し、さらなる技術革新を目指しています。
概要
- - 商号: 株式会社イル
- - 所在地: 愛知県一宮市小信中島字柳枯草場47-1
- - 代表者: 山本 裕晃
- - 設立: 2023年2月
- - 事業内容: 高齢者見守りサービスの開発及び運営
- - URL: 株式会社イル
愛知県のスタートアップとして、そして次世代ユニコーン企業としての期待が高まる株式会社イル。今後の活躍に目が離せません。