訪問歯科診療を遊びながら学ぶ！新たなカードゲームの登場

訪問歯科診療を遊びながら学ぶ新たな試み

訪問歯科診療をテーマにした、楽しみながら教育にもなるカードゲームが登場しました。このゲームは、デンタルサポート株式会社が制作した「訪問歯科診療トレーディングカード」を用いたもので、YouTubeでその対戦動画も公開されています。

訪問歯科診療トレーディングカードの特徴

このトレーディングカードは、16種類のカードで構成されており、約10枚の「症状カード」および6枚の「処置カード」が含まれています。これらのカードを使用して、テーマに基づいたバトルを楽しむことができます。

バトルの流れ

ゲームは2人のプレイヤーと1人以上の審判で行います。まず、カードの山札から6枚を引き、それを手持ちカードとして扱います。プレイヤーは「診療予定」に症状カードを出し、相手に新しい患者の症状を提示します。相手はその症状に対して自分の処置カードを使って応じ、なぜそのカードを選んだのかをプレゼンします。審判がどちらの提案がより適切かを判断し、勝者が決まります。

このゲームは、訪問歯科診療の知識を深めるだけでなく、現場での経験も反映される仕組みになっており、専門的な知識がなくても楽しみながら学ぶことができる点が魅力です。

社内研修が生んだゲーム

このトレーディングカードは、デンタルサポート社内のマーケティングワークショップを通じて誕生しました。訪問歯科診療を有効に利用するために、どのように情報を知ってもらうかという課題に対して、実験的なツールの一部として開発されました。

カードには、訪問歯科診療でどのようなサービスが利用できるか、身体的な負担、費用感などの情報が楽しくわかりやすく書かれています。これは、参加したデンタルサポートの統括マネージャーたちが協力して制作した内容であり、現場の実情を反映したものでもあります。単なるエンターテイメントとしてではなく、訪問歯科診療に関する知識を深める有用なツールとなっています。

デンタルサポートの実績

デンタルサポート株式会社は、訪問歯科診療、歯科技工、再生医療関連事業、介護事業を展開しています。全国で約3.6万人の患者に対して診療を支援しており、その豊富な経験を元に教育や情報発信を行っています。

さらに、DSヘルスケアグループは海外展開においても進出しており、ドバイに「SAKURA Medical and Dental Clinic」を開設しています。これにより、アジアや中東の地域での活動を広げています。