地域経済の活性化
2020-01-17 18:00:30
豊橋市と金融機関が連携し地域経済を活性化する取り組み
新たなキャッシュレス協定が豊橋市で実現
豊橋市がこのたび、豊橋信用金庫と株式会社Origamiとの間で「キャッシュレス環境整備による地域経済活性化に関する連携協定」を締結しました。この取り組みは、愛知県内での初の試みであり、全国でも珍しい事例となっています。
取り組みの背景と目的
豊橋市の経済の活性化を促すために、キャッシュレス決済の導入が重要です。近年の国道23号バイパス整備や電車回数券の割引など、近隣都市とつながりやすくなったことから、地域経済への影響が増しています。政府が掲げた「キャッシュレス・ビジョン」に基づき、2025年までにキャッシュレス決済比率を40%に引き上げる目標が策定されていますが、豊橋市内ではこの進展がまだ不十分な課題が残ります。
この協定の目的は、豊橋市内においてキャッシュレス環境を整え、地域経済を活性化することです。具体的には、キャッシュレス決済の普及を促進し、関連イベントを共同で企画し、キャッシュレス決済を利用する中小企業への支援を行います。
協定締結後の取り組み
まず初めに、2020年3月に開催される「ええじゃないか とよはし映画祭2020」と連携して、キャッシュレスイベントを実施します。映画祭に参加する来場者には、Origami Payを使用することでお得に商品を購入できる機会を提供します。
また、このイベントでは、iOSやAndroidデバイスにOrigami Payをダウンロードし、映画ロケ地を巡りながらQRコードをスキャンすることで、豊橋市内のOrigami加盟店で使用できる地域限定クーポンを獲得することができます。クーポンは映画祭終了後も一定期間利用可能で、豊橋市のお得な買い物を楽しむことができます。
豊橋市の特色
豊橋市は、その見事な自然環境と温暖な気候が魅力で、農業や地域産業が活発です。映画やテレビの撮影地でも有名で、年2回開催される映画祭など、地域の魅力を引き出すイベントが多いです。
文化的な面では、豊橋発祥の手筒花火や、人気の豊橋総合動植物公園など、観光スポットも豊富です。特に、路面電車は季節ごとに趣向を凝らしたイベントを実施しており、地元の人々に親しまれています。
今後の展望
豊橋市と豊橋信用金庫、株式会社Origamiの三者は、この協定を通じてキャッシュレス文化の普及を進めながら、地域経済の活性化を図ります。地域のリソースを最大限に活用し、新しいテクノロジーを導入することで、豊橋市のさらなる発展が期待されます。
この協定は挑戦的な試みであり、地域または全国においても注目を集めており、今後の動向が楽しみです。
会社情報
- 会社名
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豊橋信用金庫
- 住所
- 愛知県豊橋市小畷町579
- 電話番号
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