株式会社光響がインポートするInnolume社製半導体レーザー
株式会社光響が、ドイツ・ドルトムントに本社を持つ半導体レーザーメーカー、Innolume社の製品を新たに取り扱うことを発表しました。Innolume社は、高品質の半導体レーザーソリューションを提供しており、特にガリウム砒素(GaAs)を基にした高度な技術を駆使した製品群が特徴です。これにより、医療、産業、AI、そしてクラウドネットワークなど幅広い応用分野に最適なソリューションを供給しています。
Innolume社の技術を支える高度な性能
Innolume社の半導体レーザーは、シングルモードおよびマルチモードのレーザーダイオードを含み、高出力と低雑音性能に優れています。特に、970 nmから1330 nmの波長帯域をカバーするDFB(分布帰還型)レーザーは、ピーク波長の精度は±1 nm、線幅はわずか1 MHzで、精密な応用が可能です。
さらに、仕様のカスタマイズも柔軟に対応しており、FBG(ファイバブラッググレーティング)レーザーでは最大出力500 mWで、波長精度を±0.15 nmに保ちながら、スペクトル帯域幅は0.02 nmから1.0 nmを実現。特に、医療機器や研究機関において、信頼性の高い出力が求められる場面で、その性能が発揮されます。
幅広い製品ラインアップ
光響では、Innolume社の製品の中でも特に注目すべきモデルを取り扱っています。その一つに、15 Wまでの出力を誇るブロードエリア半導体レーザーがあります。また、ピーク出力1000 mWのFPレーザーや、超短パルスを実現するDFBレーザーも提供予定です。これにより、さまざまな産業ニーズに対応した柔軟なソリューションが可能です。
経験豊富なチームによるサポート
光響は、300社を超える海外メーカーからの製品を含む10万点以上のレーザー・光学関連製品を取り扱う豊富な経験を持つ企業です。国内外の顧客からの要求に応えるために、カスタム製品に関する要望も受け付けています。気軽に問い合わせできる体制を整えており、顧客満足度の向上に努めています。
未来への支援
今後、光響は光産業の発展に寄与し、「情報革命」「医療革命」「食料革命」「環境革命」「エネルギー革命」といった光技術による5つの革命を支援していく考えです。この目標に向けて、高性能な半導体レーザーを通じて業界の技術革新を促進し続けるでしょう。
詳細な製品情報やカスタムのご要望がある方は、光響の
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