空飛ぶクルマの未来、SkyDriveとAeroGulfが手を結ぶ
2023年10月、空飛ぶクルマの開発を行う株式会社SkyDriveが、ドバイを拠点とするヘリコプターチャーター会社AeroGulf Servicesと基本合意書(LOI)を締結しました。この合意により、両社はSkyDrive式SD-05型空飛ぶクルマの20機購入に向けた具体的な条件を確定させました。これは、SkyDriveにとって初となる国際的な商用化への大きな一歩を意味します。
注目の背景とは?
SkyDriveは、「100年に一度のモビリティ革命を牽引する」という理念のもと、未来の移動手段として空を利用できる技術の開発に注力しています。彼らの目指す未来では、空飛ぶクルマが日常の一部となっており、2025年の大阪・関西万博ではデモフライトが予定されています。もくろみでは、2028年には商用サービスの開始を目指しています。
一方、AeroGulf Servicesは、環境に優しい次世代モビリティの実現を目指し、新たな観光事業を展開しています。今年2月には、ドバイのシンボルとも言える人工島「パーム・ジュメイラ」での商用飛行に関する覚書を交わし、最大50機のプレオーダーについて合意しました。これらの取り組みが相まって、今回の基本合意に至ることとなりました。
購入計画の具体化
基本合意により、AeroGulf Servicesは2028年に10機、2029年に10機のSkyDrive式SD-05型を受け取ることが決まりました。また、将来的な需要に応じて追加で50機を購入するオプションも合意されています。この計画は、ドバイにおける空飛ぶクルマ世代の到来を象徴するものです。
SkyDrive CEOのコメント
SkyDriveの代表取締役CEO、福澤知浩氏は、中東市場においてSkyDriveのビジョンを実現するための拠点として、AeroGulf Servicesとの合意が重要な意味を持つことを強調しました。「ドバイは空の移動を日常にするビジョンにとって極めて重要な場所です。本合意は、グローバルな商用化への大きな一歩として、当社全員にとっても大きな励みとなります」と述べています。
AeroGulf CEOのメッセージ
AeroGulf ServicesのCEO、Fahad Mohammad Mir Hashem Khoory氏も、SkyDriveとのパートナーシップを通じて新たな未来を切り拓くことに意欲を示しました。「空の旅を環境に優しく、すべての人にとってスムーズにするための投資だ」と話し、ドバイに20機のeVTOLが導入される意義を強調しました。
期待される未来
これからも両社は、2028年の商用化を実現するため、様々な協議を進めていきます。ローカルな観光業と連携しながら、安全に空飛ぶクルマを提供する体制を整えることが求められます。これによって、ドバイは次世代の移動手段を先導しようとしています。これからの発展が期待される中、SkyDriveとAeroGulf Servicesは、その先駆者としての役割を果たしていくことでしょう。