稲美町とクラッソーネの協定
2025-05-23 15:29:06

解体市場の革新!クラッソーネが稲美町と連携協定を締結

クラッソーネが稲美町と連携協定を締結!



解体工事を専門としたデジタルプラットフォーム「クラッソーネ」を運営する企業が、兵庫県稲美町と空き家除却に関する協定を結びました。これは、全国的に問題視されている空き家の増加に対し、地域の安全・安心なまちづくりを目的としています。クラッソーネは、自社のシステムを通じて、空き家の問題に立ち向かう決意を示しました。

協定締結の背景



昨今、全国の空き家数は900万戸とされ、空き家率は過去最高の13.8%に達しています。兵庫県でも17万3000戸の空き家が存在し、総世帯数に対する割合は6.2%です。稲美町でも、自治会による調査から466件の空き家が把握されており、その管理が急務となっています。

稲美町の現状



稲美町では独自に策定した「第2期稲美町空き家等対策計画」に基づき、管理不全となっている空き家の解消を目指しています。空き家は私有財産であり、その管理は所有者の責任ですが、支援策が不十分であるため、実際の対策が進まないのが現状です。そこで、クラッソーネとの協力が必要とされています。

クラッソーネの役割



クラッソーネは全国に広がる解体工事の専門業者と施主を結ぶプラットフォームで、累計15万件以上の実績を誇ります。更には、「すまいの終活ナビ」といったITを駆使したサービスも提供しており、空き家対策に貢献しています。今回の協定によって、稲美町内の空き家管理の質が向上し、空き家除却の推進を図ることが期待されます。

具体的な取り組み



協定の具体策には、以下のポイントが挙げられます。
  • - 解体の概算費用と土地売却査定価格の提示: 「すまいの終活ナビ」を活用して、空き家の解体に関する情報を提供。
  • - フライヤーの配布: 空き家所有者へ解体の進め方に関する情報を届け、理解を促進。
  • - 相談窓口の設置: 市民や所有者からの相談に対応し、適切な情報を提供。

地域住民の声



稲美町長の中山哲郎氏は「空き家問題は周辺環境にも悪影響を及ぼします。所有者の責任を重視しながらも、地域全体での協力が鍵となります。この協定が空き家の解決に寄与することを期待しています」とコメントしています。

クラッソーネ代表の提言



クラッソーネのCEO、川口哲平氏も「空き家問題に対する認識は高まっており、自治体と民間の連携が重要です。この協定を通じて、より良いまちづくりを目指します」と意欲を示しています。

住まいの終活ナビとは



「すまいの終活ナビ」とは、相続や空き家の処分を考える人々のためのポータルサイトです。自宅の状況に基づき、解体費用や土地の査定価格を算出できる機能があります。そのほか、空き家の管理状態をチェックする「空き家の迷惑度診断」や、固定資産税のシミュレーターも利用可能です。

まとめ



クラッソーネが稲美町と結んだ連携協定は、地域における空き家問題の解決に向けた新たな取り組みとして注目を集めています。この協定を機に、安全で安心なまちづくりが進むことを期待したいと思います。




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会社情報

会社名
株式会社クラッソーネ
住所
愛知県名古屋市中区栄2丁目11−30セントラルビル5階
電話番号
052-589-8085

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