お金を学ぶ絵本大賞、受賞作が決定
2024年11月20日から2025年3月17日までの期間、ソニー銀行が主催する「お金を学ぶ絵本大賞」が開催され、小学校1年生から3年生を対象にした「お金や経済」に関連する絵本作品が募集されました。その結果、103作品もの応募があり、その中から特に優れた作品が選ばれました。
今回、大賞として選出されたのは、伊藤文人さんの作品『動物村で考えるお金ってなんだろう』です。この作品は、子どもたちが理解しやすい形でお金のテーマを展開していると評価されています。また、特別賞にはたけくまごおるさんの『ケロケロケーキ』が贈られました。
大賞作品の魅力
大賞を受賞した『動物村で考えるお金ってなんだろう』は、審査員の皆さんから高く評価されました。きむらゆういち氏は、この絵本がテーマを理解しやすくストーリーをうまく展開している点を称賛し、「全員一致で決まりました」と述べました。
絵そのものもシンプルで、キャラクターのセリフを中心に展開されるため、子どもたちにとっては親しみやすい内容となっています。塚本やすし氏も、「お話と絵のバランスが良く、良い作品だと思いました」と評価しました。また、間部香代氏は、ストレートでユーモラスな描写が魅力的だと語り、「あっけらかんとポジティブにお金を描いている」とのことです。
賞金と出版について
大賞作品の受賞者には賞金100万円が贈られ、さらに書店流通出版される特典があります。特別賞の受賞者には賞金5万円が授与されます。受賞作品は、特定非営利活動法人放課後NPOアフタースクールに寄贈される予定で、それを通じて多くの子どもたちがお金や経済について学ぶ機会を得ることが見込まれています。そして、ソニー銀行の顧客に向けた抽選でのプレゼントキャンペーンも企画されているとのことです。
ソニー銀行の理念と次世代への支援
ソニー銀行は、「お金は、個人がよりよく生きるための道具」との理念を掲げており、顧客一人ひとりの目的に応じた金融サービスの提供を目指しています。次世代を担う子どもたちが、豊かな心を育むことができる社会の実現に向けて、支援を行うことに取り組んでいます。
また、ソニー銀行は金融活動を通じた価値創出に加え、SDGs(持続可能な開発目標)の達成にも寄与することを目指しています。子どもたちにお金や経済を学ぶ機会を提供することで、より良い未来を育むお手伝いを続けていくことでしょう。
おわりに
「お金を学ぶ絵本大賞 sponsored by ソニー銀行」は、絵本を通じて子どもたちにお金の大切さを教える素晴らしい機会を提供しています。今後もこのような取り組みに期待し、多くの子どもたちが楽しみながら学べる環境が増えることを願っています。