株式会社HIS(エイチ・アイ・エス)は、一般財団法人NCN米国大学機構と業務委託契約を結び、米国大学への日本人学生の進学支援を強化します。この新たな提携の目的は、返済不要の奨学金制度「米国大学スカラーシップ」の普及を通じて、多くの学生に海外留学の機会を提供することです。
昨今、経済状況の変化により日本からの留学生が減少している中、HISとNCNはこの現状を打破するために手を取り合いました。特に、円安やインフレが留学費用に与える影響は多岐にわたります。実際、独立行政法人日本学生機構(JASSO)の調査によれば、2024年度の日本人留学生数は前年比で大幅に減少していることが明らかです。その一因として、留学費用の高騰があります。これに対抗して、両社は経済的な負担を軽減しつつ質の高い教育を受けられる環境を構築することに尽力します。
主な取り組み内容
1.
「米国大学スカラーシップ制度」の普及活動
HISは、全国の教育機関に向けて「米国大学スカラーシップ制度」の価値を紹介し、パートナーシップ契約を提案していきます。このスカラーシップ制度では、学生が授業料を大幅に軽減できる機会があり、特に多様な進路選択を広げるための支援が期待されています。
2.
海外進学相談会の実施
各学校でHISが企画する「海外進学相談会」によって、学生は直接、米国大学進学のメリットや奨学金の情報を得ることができます。この相談会では、NCNの専門的知見をもとに、各校のニーズに合わせた内容を提供し、グローバルな視野を持つ機会を創出します。
3.
トータルサポートの提供
進学が決まった学生に対して、HISが航空券の手配や渡航支援を行います。現地に到着した後も、NCNのアドバイザーによる学習支援やキャリア形成が行われ、安心のサポートを提供します。これにより、学生は留学開始から卒業まで一貫して支援を受けられるのです。
NCN米国大学スカラーシップ制度について
NCNが提携する米国の大学において、日本人学生を対象に提供されるこの奨学金制度は、経済的負担を大幅に軽減します。これまでに7,500名以上の日本人学生がこの制度を利用して米国大学へ進学し、卒業後の高い就職率がこの制度の特徴となっています。また、参加学生の90%以上が高い評価を受ける返済不要の支援型奨学金を得ています。
NCNの概要
一般財団法人NCN米国大学機構の日本事務局は東京都千代田区に位置し、1990年に設立されました。数多くの米国の大学との連携により、日本人学生の留学支援を行い、国際化支援事業にも注力しています。これからも、HISとNCNの協力により、より多くの学生に素晴らしい教育環境を提供することを目指します。