育児を支えるイクメン企業アワード2020
厚生労働省は、育児を積極的に行う男性、通称「イクメン」を支援するため、2020年度の「イクメン企業アワード」、「イクボスアワード」、そして「イクメンスピーチ甲子園」を開催します。これらのアワードは、育児と仕事の両立を促進する取り組みを行う企業や個人を全国から募集中です。
アワードの詳細と審査基準
イクメン企業アワード
このアワードは、男性従業員が育児休業を取りやすい環境を整え、育児と仕事の両立を推進する企業や団体を表彰するものです。83020年で8回目を迎え、昨年度は4社が受賞しました。
応募要件には、直近1年間の男性従業員の育児休業取得率が全国平均を上回ること、次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画の策定が求められます。特に、新型コロナウイルス感染症を考慮した取り組みが新たに審査項目に加わっています。
イクボスアワード
「イクボスアワード」は、部下の育児と仕事の両立を支援する管理職を表彰します。昨年度は男女の管理職4人が選ばれました。一方、応募には部下からの推薦が必要です。
審査項目には、部下の仕事と育児の両立に対する配慮、業務効率を上げる工夫、自身の生活の充実などが含まれます。
イクメンスピーチ甲子園
「イクメンスピーチ甲子園」は、育児をしながら働く男性が育児と仕事の両立についてのエピソードを発表する場です。昨年度と同様、参加者はエピソードを通じて育児の楽しさや大変さ、両立のための工夫を語ります。決勝戦は10月にオンラインで行われ、「イクメンの星」として選ばれた優勝者には今後のプロジェクトへの協力も求められます。
募集期間と応募方法
今回の3つのアワードの応募期間は、2020年7月8日から8月31日まで。参加を希望する方は、イクメンプロジェクトの公式ホームページを通じて詳細を確認し、応募してください。
イクメンプロジェクトホームページ
表彰式について
アワードの審査結果と表彰式は、2020年11月20日(金)にオンラインで行われる予定です。イクメンの育児参画が広がることを願い、より多くの企業や個人が参加することが期待されます。