SmartHRが多言語化対応機能を無償で提供開始
株式会社SmartHRが運営するクラウド型の人事労務ソフト「SmartHR」は、全ての利用者に向けて新たに「多言語化対応機能」を無償提供することを発表しました。この機能により、使用する言語を選択できるようになり、特に日本で働く外国人材や日本語が得意でない従業員の言語障壁を低減し、多様な背景を持つすべての人が自分らしく働ける環境を育むことを目指しています。
多言語化対応機能の背景
日本国内の外国人労働者数は増加を続け、現在204万人を超えています。これを受け、外国人を雇用する事業所も前例のない数に達しており、SmartHRの利用者数も急増しています。これまで有償プランの一部として提供されていた多言語対応機能ですが、全てのユーザーに無償で開放することで、さらに多くの従業員がこの機能を活用できるようになります。
多言語化対応機能の概要
この機能は、「入社手続き」や「年末調整」などの情報入力画面を、従業員が自身で選択した言語で表示することが可能です。従来の設定では、管理者が特定の設定を行う必要がありましたが、今後は利用者自身が簡単に言語を切り替えることができます。対応言語は日本語を含め、英語やベトナム語、韓国語、中国語、ポルトガル語、インドネシア語、やさしい日本語の計8種類です。
アクセシビリティの向上
SmartHRは、労働環境におけるアクセシビリティ向上を重要視しており、この多言語化対応機能もその一環です。視覚障害者や高齢者を考慮し、誰もが使いやすいデザインを採用しており、企業の人事労務担当者の負担も軽減されるため、全体的な業務効率が向上します。
企業のサポート体制
SmartHRでは、企業の特性に応じた多彩な対応を心掛けています。データを元にした「人事評価」や「スキル管理」を通じて、企業がより生産的に機能するための支援を行っています。「SmartHR Plus」などのアプリストアサービスとも連携し、個々の企業に合ったカスタマイズも可能です。
このような取り組みを通じて、SmartHRは労働に関する社会全体の課題を解決し、誰もが自分らしく働ける社会の実現を目指しています。詳細はSmartHRの公式サイトをご覧ください。
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