次世代ゲームクリエイターを育てる特別プログラム TGCAが始動！

次世代ゲームクリエイターを目指す「Top Game Creators Academy」

2025年4月25日、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会（CESA）が主催する「Top Game Creators Academy（TGCA）」の入学式が東京で行われました。このプログラムは日本の次世代クリエイターを育成し、世界に通用するゲーム制作を促進することを目的としています。

TGCAの歴史と目的

TGCAは、文化庁や独立行政法人日本芸術文化振興会と連携し、特に優れたアイディアと技術を持ったクリエイターを支援する新たな取り組みです。選考を経て選ばれた10組（5組のチームと5個人）が集まり、彼らの夢やビジョンを実現するための第一歩を踏み出しました。

参加者の紹介と入学式の模様

入学式には、文化庁から中原裕彦氏、TGCAのプリンシパルである日野晃博氏、CESA理事の岡村信悟氏が出席し、参加者に激励の言葉を贈りました。中原氏は「この10組のクリエイターが新たなアーティストとして活躍することを期待しています」と述べ、日野氏は「AIとクリエイティブな感性を融合させ、審美眼を養うことが重要です」と参加者にアドバイスをしました。

専任メンターとの連携

TGCAでは、育成クリエイターには専任メンターが付き、1対1のメンタリングを通じて支援が行われます。メンターは業界の第一線で活躍する専門家で構成されており、月に1回の進捗確認ミーティングを実施し、独自のスタイルで意見を交換しながら成長を促します。また、クリエイティブ面を強化するためのスペシャリティアドバイザーや、ビジネス面を支援するアドバイザーも参加しており、多角的な学びが実現されています。