クアンドと現場Hubが共同出展
2024年9月11日から13日に開催される「第4回建設DX展 大阪 (JAPAN BUILD OSAKA)」に、株式会社クアンドと現場Hub株式会社が共同で出展します。両社は、それぞれ異なる視点から建設業界の課題に取り組むスタートアップであり、共同出展という形で新たな可能性を探ります。
1. 共同出展の背景
両社が共同で出展する背景には、日本の建設業界が直面している人手不足や高齢化などの社会課題があります。クアンドは、現場に特化した遠隔支援ツール「SynQ Remote」を開発しており、現場Hubは工事会社向けの一元管理ツールを提供しています。これにより、建設業界の働き方を変革し、2024年問題に直面する労働環境の改善や技術の承継を促進することを目指しています。
2. 提供するソリューション
「SynQ Remote」は、遠隔地にいる管理者と現場担当者が、リアルタイムで映像を共有し、迅速かつ的確な指示を行うためのビデオ通話ツールです。これにより、現場の状況をまるで隣にいるかのように確認でき、悩みや課題をスタッフ間で共有することで、労働力不足や技術の継承が進むことを期待しています。
一方、現場Hubは、案件の進捗状況や報告書など、現場の情報を一元化するクラウド型業務管理システムを提供しています。PCやスマートフォンから直感的に操作できるため、ITツールに馴染みのない方でも安心して利用できます。日々の業務効率を劇的に向上させるだけでなく、現場情報を蓄積し、将来的な保守や更新工事にも活用できるシステムです。
3. デモや体験コーナー
ブースでは、両社の提供するソリューションのデモを用意しており、来場者は実際に「SynQ Remote」や現場Hubの機能を体験することができます。QRコードを活用したビジュアルコミュニケーションや、プロジェクト管理をどのように効率化できるかを実感する良い機会となるでしょう。
4. 目指す現場DX
クアンドは、遠隔支援が現場DXの第一歩に過ぎないと考えています。現場の技術者を遠隔から管理する体制を築くことが重要で、コミュニケーションやデータ、ナレッジの中央集約化を通じて、個人ではなくチームでの運用を目指しています。また、「勘ではなくデータで」という考え方のもと、書類業務を分業し、効率的な運営を実現しています。
5. 展示会情報
- - 展示会名: 第4回建設DX展 大阪 (JAPAN BUILD OSAKA)
- - 日時: 2024年9月11日(水) ~ 13日(金) 10:00~17:00
- - 会場: インテックス大阪、ブース番号【21-26】
- - 公式サイト: JAPAN BUILD OSAKA
出展に際しては公式サイトからの事前登録が必要です。新たな技術と解決策に触れ、建設業界の未来を考える貴重な機会になるでしょう。ぜひ、ブースに足を運んでみてはいかがでしょうか?