TDKと共同で新たな設計チャレンジが始動、超音波センサーを活用した革新プロジェクトを募集

TDKとelement14が贈る新たな挑戦

2025年3月6日、東京にて発表された新しい設計チャレンジが注目を集めています。このプロジェクトは、TDKとの提携によって実現し、技術者やメーカー、技術愛好家を対象に、超音波センサーを使用した革新的なプロジェクトを募集中です。

プロジェクトの目的

本チャレンジの目的は、TDKの防水超音波領域センサーを用いて、実社会での利用可能性を探ることにあります。参加者は、超音波距離センシング技術の汎用性と精度を実証するための実用的なプロジェクトを設計しなければなりません。さらに、参加者には物体検出や産業制御、人間とロボットの相互作用、移動境界制御、コンベヤベルトの監視、自律型芝刈り機、液体レベルセンサーなど、多岐にわたる応用可能性を検証してもらう予定です。

参加の流れと賞品

応募は3月28日まで受け付けており、選考通過者にはTDKのUSSM Plus-FS超音波領域センサー2個、評価ボード1個、センサーコネクタケーブル1本を含む評価キットが送られます。

選ばれた挑戦者は、6月16日までにプロジェクトを構築し、その進捗をブログとして少なくとも5回投稿することが求められます。投稿には写真やビデオ、コードサンプルを含むことで評価が高まる可能性があります。

さらに、グランプリ受賞者にはApple iPad Pro 11インチ（第4世代）128GBとiRobot Roomba自動ごみ捨て機能付きロボット掃除機が贈られ、準優勝者にはiPad Mini 10.9インチ 64GBと同じくRoombaがプレゼントされます。また、チャレンジを完了したすべての参加者には、MultiComp Proマルチメーターセットが贈呈されるとのことです。

TDK側の意見

プロダクトマーケティングとelement14コミュニティのグローバルディレクター、アンドレア・テオドレスクは、今回の設計チャレンジが参加者にとって超音波センサーの力を探る貴重な機会になると述べています。この機会を利用して、多くの人々が革新的な技術を実現できることや、異なる分野での応用について考える契機となればと願っています。