愛知県豊橋市がご当地漫画を活用した地域PR
愛知県豊橋市では、地域の魅力を伝えるために、歩道橋の工事現場でご当地漫画「だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん!」を掲示するプロジェクトを実施しています。この取り組みは、国土交通省から委託されたヤマダインフラテクノス株式会社の協力によって実施され、本市の観光スポットや文化を広く知ってもらうことを目的としています。
「だも豊」とは?
「だも豊」は、豊橋市を舞台にしたご当地漫画で、愛知県豊橋市の高校に通う若者たちが、地域の魅力を学び、楽しむ様子が描かれています。この漫画は、豊橋市の特産品や観光地、歴史など、様々な側面を広く紹介しており、地元住民からも大変親しまれています。
掲示の詳細
掲示される漫画は、工事現場の北東および北西にそれぞれ10コマ、合計20コマが展示されます。掲示期間は2023年10月28日から11月20日までの予定ですが、補修工事の進捗状況によって前後することもあります。
掲示場所: 西八町歩道橋の北東および北西の工事現場ヤード
内容: 漫画コマは、豊橋市役所や豊橋市公会堂、路面電車、手筒花火など、周辺に実在するスポットを紹介しています。
特徴的なポイント
「だも豊」で紹介される内容は、掲示場所のすぐ近くにある実物の観光スポットと関連しています。例えば、北東側では市役所と豊橋公園の紹介がなされ、北西側では路面電車と手筒花火が登場します。訪れた人々が実際に鑑賞しながら、漫画で描かれた地域の魅力を体感できる仕組みとなっています。
地元の名所
豊橋市役所
豊橋市役所は、市内の中心部に位置し、展望台としても知られる13階からの眺望は格別です。また、市の歴史を学べる展示や地元名物の手筒花火についての情報も提供されています。
豊橋市公会堂
昭和6年に建設された豊橋市公会堂は、半球ドームと鷲がシンボルの建物で、国指定登録文化財に指定されています。多彩なイベントが行われており、地域の文化活動の中心的な役割を果たしています。
路面電車
豊橋市の路面電車は地域に密着した公共交通機関で、「市電」という愛称で親しまれています。市内の中心部と住宅地を結ぶ重要な役割を担っており、観光客にも利用されています。
手筒花火
豊橋市発祥の手筒花火は、450年以上の歴史を持つ伝統的な花火で、その勇壮な姿と大音響は、多くの人々を魅了しています。この花火は、地域の文化を象徴する存在です。
期待される効果
豊橋市ではこの掲示を通じて、地域の魅力をより多くの人々に知ってもらい、観光促進に繋げることを期待しています。また、「だも豊」の漫画を媒介にして、地域貢献や市政情報の発信にも取り組んでいることから、今後も様々な形でアプローチを続けていく予定です。
今後の展望
豊橋市では、「だも豊」を通じた市政情報の発信を令和6年度から本格化させ、多様な活用が計画されています。この取り組みが地域の活性化や市民の意識向上に寄与することを目指しています。