共創を通じて築く地方建築界の新たな成長戦略とブランディング

全国5都市で開催される新しい経営セミナー

中小地方企業が持続可能な成長を遂げるためには、競争の枠を超えた「共創」が必要です。そのために、建築業界のブランディングと経営戦略を強化するためのセミナーが全国5都市で開催されます。このセミナーでは、地方建築企業の先駆者や専門家が集まり、実践的なノウハウを直接学べる場が提供されます。

セミナーの背景

現在、日本の建築業界は厳しい競争に直面しています。特に地方企業には、次のような悩みがあります。

- 人材不足: 重要な人材の退職により、大規模な案件が停滞している。
- 採用コスト: 高額なコストがかかるにもかかわらず、スキルがマッチしない新たな人材が多く、定着率が低迷。
- 利益率: 低単価案件の継続により、設備投資の方向転換が難しい。
- 競争: 具体的な顧客メリットを伝えられず、価格競争が続いている。

このような状況の中で必要とされるのが「共創」という考え方です。セミナーでは、その共創の重要性をブランディングの視点から解説し、具体的な戦略についてお話しします。

セミナー内容

各セミナーは3部構成になっており、参加者が実際に役立てられる内容となっています。

第一部: 倒産時代を乗り越える逆転のブランド戦略

このパートでは、企業が「選ばれる理由」をどのように築くことができるかを考察します。成功事例を交えながら、具体的なステップや市場分析に基づくノウハウを提供します。

第二部: 成功の法則～受注数日本一・離職率1％の秘訣～

さくら構造株式会社の事例を取り上げ、価格競争に巻き込まれないための独自の「伝え方」を解説します。また、社員が長く働きたくなるための企業文化の育み方や、上司選択制度についても触れます。

第三部: 建築業界のブランディングについてのクロストーク

株式会社ウィンの代表とさくら構造の代表が意見を交わし、具体的な成功事例や課題を共有します。このセッションを通じて、参加者自身のブランディング戦略を具体化するためのアイデアを得ることができます。

各セミナーは、地域ごとに実施され、定員は各会場50名まで。参加費は5,500円（税込）で、先着順となっています。次回のセミナーは、札幌を皮切りに、東京・大阪・名古屋・沖縄にて開催される予定です。